スマホ×Windows Azure開発講座(iOS編) 第4回 Windows Azureへのデプロイ Twitterリスト 2012年2月8日 高橋俊光 iOS, iPhone, iPad, スマートフォン, アプリ, 開発, SDK この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分 1 2 はじめに 前回までで,iOSデバイス+Windows Azureプラットフォームの開発における,技術概要と開発環境そして実際にサービスアプリケーションの作成までご紹介しました。今回から,今回は,前回作成したアプリケーションをVisual Studioから直接Windows Azureにデプロイする方法をご紹介いたします。 ※来週公開予定の,スマホ×Windows Azure開発講座(Windows Phone編)第4回では,『Windows Azure 管理ポータル』経由でアプリケーションをWindows Azureにデプロイする方法を紹介しています。 本記事では,Visual Studio 2010を使用して開発内容を説明していきます。第2回で紹介したとおり,Visual Web Developer 2010 Expressでも開発可能です。以降,Visual Studioと表記しますので,適宜環境に合わせて読み替えてください。 デプロイには,Windows Live IDに紐付くWindows Azure Platformアカウント(以下,Azureアカウント)が必要になります。持っていない方は無料で評価版を使うことができますので,取得してください。 http://www.microsoft.com/japan/windowsazure/campaign/intro/ 発行プロファイルの取得 Visual Studioからアプリケーションを発行するには,Azureアカウントの証明書となる発行プロファイルが必要です。 https://windows.azure.com/download/publishprofile.aspxにInternet Explorerでアクセスして,AzureアカウントのWindows Live IDでサインインすると,「<アカウント名>-<年月日>-credentials.publishsettings」というファイルがダウンロードできます(図1)。 図1 発行プロファイルのダウンロード アプリケーションの発行 前回作成したソリューション「GihyoiOSAzureSample1」をVisual Studioで開きます。ソリューション エクスプローラーにある二つのプロジェクトのうち「GihyoiOSAzureSample1」を選択します。コンテキストメニューから[発行(B)…]をクリックします(図2)。 図2 クラウドプロジェクトのコンテキストメニュー 1 2 iOS, iPhone, iPad, スマートフォン, アプリ, 開発, SDK 著者プロフィール 高橋俊光(たかはしとしみつ) ティルフィン合同会社 代表。 メーカー企業でパッケージソフト開発などに携わった後,ティルフィン合同会社を設立しフリーエンジニアとして,RIAやスマートモバイルアプリとサーバーサイドと広い分野で開発に従事。iOSアプリ トレンドトピック,Newstrushをリリースしている。 バックナンバー スマホ×Windows Azure開発講座(iOS編) 第6回 Windows Azure Toolkit for iOS 第5回 iOSアプリケーションの作成 第4回 Windows Azureへのデプロイ 第3回 iOS上にRESTサービスの構築 第2回 iOS+Windows Azureの開発環境構築 第1回 iOS+Windows Azureの技術概要 関連記事 Swift実践入門 ──直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語 Apple,iPhone 6/6 Plus,Apple Watch発表。iOS 8は9/17から 第2回 Romoを自由に動かしてみよう! 第4回 これからの時代のUIデザインのあり方 第1回 iOS7で何が変わったのか