(2)存在性の証明
次に
ビットコインでは,
とはいえ,
(3)唯一性の合意
ブロックチェーンを誰にも止めさせないためには,
このことに対して,
括弧書きで
表1にビットコインの場合の機能階層を整理してみました。
表1 ビットコインの場合の機能階層
機能 | 実現の仕方 |
---|---|
唯一性の合意 | ナカモト・ |
存在性の証明 | 作業証明付きハッシュチェーン |
正当性の保証 | UTXO構造 |
ブロックチェーンの課題
では,
使用されている暗号技術が技術の発展に伴って古くなり,
それでは,
(1)実時間性
ビットコインの場合,
(2)秘匿性
不特定の第三者による検証が可能だということは,
(3)スケーラビリティ
ブロックチェーンでは原理的に全員が同じ処理を行うため,
(4)進化のガバナンス
全員が一丸となっていなければならないので,
(5)インセンティブ不整合性
市場で通貨が暴落すると,
プライベートな台帳技術の課題
以上のような狭義のブロックチェーンの課題を解決するために,
例えば,
また,
次回は,