表紙の人

第4回竹岡尚三さん

写真:平野正樹
竹岡尚三さん(写真:平野正樹)
プロフィール
所属株式会社アックス 代表取締役社長
趣味LispやPrologなどでプログラミング&マイコンのはんだづけ
主な出没地京都、秋葉原
好きな言葉1ビットを笑うものは1ビットに泣く
組込みプレス読者に一言!ソフトウェア技術者もはんだごてを持とう。
テスターとオシロスコープ(ロジックアナライザー)ぐらいは実際に使おう。
ハードウェア技術者は半導体会社の参照回路のまる写しはやめよう。

ある会社のデジカメには、僕が設計して弟子がコーディングした「XTAL」という名前のOSが組み込まれています。一部の携帯にも弊社のソフトウェア製品が入っており、縁の下の力持ち的に頑張っています。

大昔にWnn(うんぬ)というUNIXのかな漢字変換システムの開発に参加させてもらってから、UNIX技術とフリーソフトウェア(昔はオープンソースという言葉はなかった)開発というものに、かなり積極的に関わってきています。Wnnは、日本のフリーソフトウェアの草分けのプロジェクトの一つです。

現在、僕の昼の仕事は、PowerPointとExcelで行う、非常にオヤジな仕事をやっていますが、(呑んでいる時間を除く)と休日は、趣味のPrologプログラマをやったり、趣味の電子工作をやったりしています。あくまでアマチュアですので、中学生が持っているような道具でのみ工作をしています。貧乏な機材でいろいろとハードウェアの確認をするというのは、頭の体操になって楽しいです。

表紙で持っているの基板は、ARM用の評価ボードです。ST社のARMを使用した評価キットで小さいながらもUSBなどのI/Oが付いています。また、ドータボードでAD、DA入力などの拡張ができます。


今号78ページからは、竹岡氏による「組込みLinux開発、見積もりの勘所」の記事を掲載してます。

表紙モデルをやってみて

これまでも、グラビアアイドル(水着ではない)をやったこともあるので、へっちゃらでした。が、好天のESEC会場での撮影は、かなり目立っていたので、人目が恥ずかしかったですぅ。

Making photo

東京ビッグサイトの屋外にて。
東京ビッグサイトの屋外にて。
お仕事の電話をしながらの撮影です。
お仕事の電話をしながらの撮影です。
デザイナーさんは何パターンも構成案を考えてくれました。
デザイナーさんは何パターンも構成案を考えてくれました。
ESEC会場内の撮影では、ゴンドラで5メートルの高さまで上がりました。
ESEC会場内の撮影では、ゴンドラで5メートルの高さまで上がりました。

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