ケータイFlashゲーム制作レクチャー

第13回 マップ冒険ゲームレクチャー(3) マップ上のイベントを作る!

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レクチャーⅢ イベントを作成する!

今回のようなマップ冒険ゲームの場合,フィールドやダンジョンといったマップ自体もゲームシナリオであるが,そのマップ上に配置されたイベントの数々を解いていくことによってゲームストーリーが作られていく。例えば,誰かに出会って重要な情報(というフラグ)を入手する。または,ダンジョンの奥で重要アイテム(というフラグ)を発見する。あるいは,重要ポイントを守るモンスターやトラップをクリアする(これもフラグ)等々…。

画面での見た目上は,人だったりアイテムだったりトラップやモンスターとの戦いだったりするが,その裏では「フラグ」という変数の値が0になったり1になったり,0→1→2→3…とカウントされていたりする。つまりは,フラグ(変数)の値によってイベントが発生済みか否か,どういった状態か内部的に把握するのだ。

今回の「GameMapAdv」では,マップ上に4つのイベントを配置した。

(1)イベント位置データを用意する

マップ上のどこにイベントがあるか。イベント位置の決定は,マップ移動データと同様な方法でイベント位置データを作成,これを用いてイベントの位置を決めている注1⁠。

Fla画面6 イベント位置データ

Fla画面6 イベント位置データ

データの数値については,0は,そこにイベントは無し。1~4は,PCがその位置にいる時に5キーが入力されると,対応するev1~ev4のイベントが発生する。これについては,次の(2)で詳しく解説する。

注1)
イベントの配置は,マップ移動データと同様な方法で実現したが,マップ上に各イベントクリップを配置し,PC座標と各イベント座標が一致したかどうかでイベントを発生させることもできる。

(2)「GameMapAdv」に配置したイベント

次のFla画面7は,マップ上に配置したイベントの内容と,イベントの発生に影響するフラグについて示したもので,前述もしたが,イベントとフラグは密接な関わりを持ち,イベントを作るにはフラグを理解して活用しなければならない。

Fla画面7 マップに配置したイベント

Fla画面7 マップに配置したイベント

Fla画面7 マップに配置したイベント

Fla画面7 マップに配置したイベント


…ということで,いよいよイベント作成の内容へ!で終わってしまって申し訳ないが,内容ボリューム上,この後は次回に続くとし,今回は終了。

次回,マップ冒険ゲームレクチャーのラスト! 冒険も大詰めだぁ~!!

ハイ,ということで,このマップ冒険ゲームは次回がラストです!季節はもう夏~て感じだけど,熱~い次回に期待をっ!!

著者プロフィール

西村直樹(にしむらなおき)

クリエイティブスタジオ Studio無限界 代表。アニメーターを経て,ゲームクリエイターとなる。ゲーム制作では,企画シナリオ,ディレクション,絵関連など幅広くこなし,ゲームクリエイターとして現在で19年となる。また,ゲームスクール,アミューズメントメディア総合学院にて,創立年から企画系講師を行い,クリエイター育成にも携わっている。現在は,マネジメントを行いつつ,コンシューマゲーム,ケータイコンテンツ,書籍執筆,その他様々なプロジェクトを進めている。

Studio無限界
URLhttp://www.mugenkai.com/


藤田和久(ふじたかずひさ)

プログラマ/テクニカルスーパーバイザー。メインフレームと呼ばれる大型コンピュータのシステム開発から,WebサイトのCGI,そしてケータイFlashに至るまで様々な環境のプログラミングに携わる。現在はStudio無限界の活動の傍ら,都内複数の専門学校において講師として,ゲーム制作,Webサイト制作,システムエンジニアリングなどの授業を担当。 また,Studio無限界とは別にFMS(個人)として,システムエンジニアリングの分野でも 活動している。

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