きたみりゅうじの聞かせて珍プレー プレイバック

File.#017 不死の願い(連載第58回)

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先日、社内で学習の一環としてマシンを組み立てました。

箱と電源は社内にあった余ったものを使い、その他マザーボード、CPU、メモリ、HDDなどは新規に購入して、なかなか良いスペックのマシンができあがりました。

次に決めなければいけないのがマシン名。

いろいろと名前の候補は出ましたが、⁠いいスペックなんだし、重要サーバとして使おうよ」⁠だったら壊れてほしくないよね」という流れから、マシン名はフェニックス(phoenix)に決まりました。

無事マシン名も決まったことだし、OSをインストールするためさっそく電源オン!

電源を入れた途端、パチン!と音がして、なにやら焦げた臭いが…。ふたを開けて確認すると、電源が焼けてました。

不死鳥は飛び立つことなく死にました

キリアキ(男/25歳/プログラマ・SE)

わははは、最後のフレーズに思わず笑ってしまいました。そういえば、コンピュータの名前って確かにけっこう悩んだりしますよね。

この投稿を読んで、昔某社へ出向してた際に名付けたマシンのことを思い出しました。当時としては最新鋭のスペックで、CPUはPentium 166MHz、OSはWindows 95。サクサクとウィンドウが開閉する様に「スゲースゲー」と大笑いしたものです。

いや、当然自分たちのマシンではなくて、お客さんのものなんですけどね。あれやこれやと候補を出して、最終的に付けた名前はミリオン⁠。

当時はこのスペックのパソコンが、100万円したんです…。

※この連載は、きたみりゅうじの聞かせて珍プレーのバックナンバーから 、きたみさんセレクトによる傑作選をお届けしています。

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