記号化の基礎
数学が難しく感じるのは,
しかし,
記号化とは
記号化とは,
数学的な記号を知り,
数学の記号
記号化された数学的な概念の代表は0,
そのほか高校までの数学で学習する,
プログラミング言語と記号
さて,
- 整数と実数とでは,
コンピュータ内部での表現方法が異なります。 - プログラミング言語の実数型は,
無理数や分数を表現できません。 - +(プラス)
演算子は文字列の連結や, 論理和 (注1) の記号として用いるプログラミング言語があります。
上記はほんの一例です。プログラミング言語を利用するときには,
数学では当たり前に使われる記号でも,
数学からすこし外れますが,
以上のように,
- 注1
- 論理代数はプログラミングに大変役立ちます。高校数学では習いませんが,
それほど難しいものではありません。この連載後半で紹介しますので, 是非身につけましょう。
プログラミング言語で取り扱うことのできる数値
数学的には,
Java言語では,
Java言語では,
問題:15!の計算をするプログラム
15!
リスト2.
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- ヒント
(1) - 4行目には計算結果を格納する変数が宣言されています。これらの変数の型と格納可能な数値の範囲を確認しておきましょう。
- ヒント
(2) - 5,6行目は1つめの計算式です。電卓で計算してみましょう。
- ヒント
(3) - Java言語は,
5,6行目の計算式右辺の数値を, どの数値型と理解するでしょうか。コンピュータは式をひとかたまりとして処理せずに, 基本的には左端から 「ひとつひとつの数値」 「ひとつひとつの演算子」 ごとに解釈してから処理します。