今回は、今、巷で流行っている「クラウド」にフォーカスを当てた番組「渡る世間は雲ばかり」を紹介します。
クラウドをチャンスに変えよう!
最近のIT業界では、クラウドという言葉が大流行りです。右を向いても左を見ても、どこに行ってもクラウドという言葉を耳にしないことはありません。大企業からスタートアップしたばかりのベンチャー企業まで、自社のサービスや技術をクラウドという名前で売り込んでいます。どうやら一時期のWeb 2.0のごとく、クラウドという言葉もバズ・ワードと化してしまったようです。
しかし、たとえバズ・ワードになってしまったとしても、クラウドを支える技術は本物です。クラウドをうまく活用できれば、プログラマは大きなチャンスを手にできるでしょう。
そこでLLTVでは、クラウドコンピューティングのセッションとして、マイクロソフト社が今年11月から商用サービスをスタートするWindows AzureとGoogle App Engineの2つを取り上げたいと思います。
出演者紹介
クラウドコンピューティングのセッションを開催するにあたって、業界から個性あふれる語り手を集めてみました。まずは、マイクロソフト株式会社の荒井省三さんに登場いただきます。Windows Azureはマイクロソフトが戦略的なサービスとして、今まさに開発しているクラウドコンピューティングです。Windows Azureの特徴、開発環境など、最新の情報を語っていただきます。
次にSlim3 Projectのひが やすをさんに、JavaによるGoogle App Engineの開発について語っていただきます。JavaはLLじゃないという人もいると思いますが、ひがさんはJavaを用いてLL以上にライトウェイトな開発を提唱・実践されている方です。LLプログラマにとっても、ひがさんのプレゼンは一見の価値があるでしょう。
3人目に登壇するのは、Akasaka.rbの高井直人さんです。高井さんには、JRubyによるGoogle App Engineの開発について語っていただきます。Rubyプログラマにとっては、実際どこまでRubyで開発ができるのか、気になるところではないでしょうか。
最後にPythonによるGoogle App Engineの開発手法について、Kay Teamの松尾貴史さんに語っていただきます。PythonはGoogle App Engineのデフォルトの開発言語ですし、Google App Engineの特徴を押さえたプレゼンに期待したいです。
さて、出演者を一望して、ちょっと偏りがあるんじゃないかと思われた方も少なくないでしょう。出演者については、番組番長の独断と偏見によって決められたものですので、どうかご容赦をお願いいたします。
雲に乗ってチャンスをつかめ!
各人のプレゼンが終わったところで、出演者全員によるディスカッションを行います。お題は「クラウドをチャンスに変えるには?」です。
100年に一度の危機などと言われ、深刻な不況に見舞われている昨今、プログラマの所属する企業も厳しい状況に直面していることでしょう。プログラマならば、ここはやはり技術の力でこの危機を打開したいものです。会場にはマイクを設置する予定ですので、ぜひLLTVの会場に足を運んで、ディスカッションに参加してください。
LLTVで、雲に乗ってチャンスをつかみましょう!
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