jsonモジュール
WebアプリケーションなどではJavaScriptと連携させることが珍しくないと思います。Python3.0および、Python2.6ではJSON(JavaScript Object Notation)をサポートするためのjsonモジュールが標準として追加されました。これにより、手軽にPythonとJavaScript間でデータのやりとりを行うことができるようになりました。
基本的な使い方
jsonモジュールの基本的な使い方はPickleと同じです。文字列にして返すにはdumps、ファイルオブジェクトの場合はdumpを使用します。同様に、文字列からPythonのオブジェクトにするためにはloadsを使用し、ファイルオブジェクトから読み込む場合にはloadを使います。
このように、Pythonのオブジェクトを渡すとJSONに変換して文字列として返ってきます。
リスト1でJSON化した文字列をPythonオブジェクトに変換するには、loadsを使用します。