前回はLinuxの起動の仕組みをブートローダ段階,
その際にも簡単に触れましたが,
初期化用ramdiskは,
モノリシックカーネルとマイクロカーネル
最近では大型コンピュータから携帯機器までカバーしていますが,
最初のバージョンのLinuxは,
カーネルには各種ハードウェアを操作するデバイスドライバからファイルシステムやネットワークの操作,
元々UNIXのカーネルはモノリシックカーネルのデザインになっていましたが,
たとえば,
それらの欠点を克服するために考案されたのがマイクロ(micro)カーネルというデザインです。マイクロカーネルでは,
モノリシックカーネルという名称は,
'80年代の半ばにマイクロカーネルの概念とそれを実装したMachと呼ばれるマイクロカーネルが公開されると,
OS研究の世界的な大家で,
もっとも,
モジュールカーネル
モノリシックカーネルとして生まれ,
LinuxがターゲットとしているPC互換機の場合,
そこでLinuxではこれら周辺機器用のドライバをモジュールとしてカーネル本体の実行ファイルとは独立に用意しておき,
モジュールカーネルの場合,
当初,