プラグインの配布
本連載の第7回と第8回ではWindows Live Writer
インストーラの作成にはVisual Studio 2008を使用します。残念ながらVisual Basic/
インストール方法
プラグインをインストールする方法は2通りあります。
1. WLWのインストールフォルダパスをレジストリから取得する。
第7回と第8回の開発で利用してきたようにWLWのインストールフォルダにあるPluginsフォルダにプラグインファイルを配置する方法です。以下のレジストリキー
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Live\Writer\
2. プラグインのパスをレジストリに登録する。
もうひとつの方法はプラグインを適当なフォルダにインストールし,
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Windows Live\Writer\PluginAssemblies
または
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Windows Live\Writer\PluginAssemblies
登録する文字列の値は,
セットアッププロジェクトの作成
本記事では2番目のレジストリにプラグインパスを登録する方法を用います。
まずは,
次にセットアッププロジェクトのプロパティを設定します。
ソリューションエクスプローラからプロジェクトを選択し,
ここでの設定はインストーラ画面で表示される名前にも影響します。Author・
インストール先の指定
プラグインをインストールする場所を指定します。ソリューションエクスプローラからプロジェクトを選択し,
「アプリケーション フォルダ」
ファイルシステムタブの右ペインに各ファイルが表示されたと思います。以上によりアプリケーションフォルダと呼ばれる場所
- ※1
Windows Vista 64bit版の場合,
32bitアプリケーションの互換性のため実際には次のキーになっています。32bitアプリケーションから上記キーを参照するとリダイレクトされこのキーが参照されます。 HKEY_
LOCAL_ MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows Live\Writer\ - ※2
通常はC:\Program Filesの下に配置されます。すべてのユーザ用ではない場合,
C:\Users\ユーザ名\AppData\Localになります。