概要
累計21万部突破の問題地図シリーズ最新作!
「必死に営業努力してる自分より,楽なルート先を担当してるだけの“あいつ”のほうが評価されていて,不公平だ!」
「担当窓口と信頼関係を作ったはずなのに,他社に負けた……」
「営業する時間を削ってまで会議して,結局なんか意味あったっけ?」
「足を使うより頭を使って効率的……って,成果出てないんですけど」
「がんばって日報を書いてもフィードバックが全然ない,意味あるの?」
「マネジメントに専念? 出来の悪い奴ばかりなのに,無理でしょ!」
「人によって営業スタイルが違いすぎ! 何が正解なの?」
前を見ても横を見ても問題だらけの営業部,どう変えていけばいいのか?
数多くの営業コンサルティング実績を誇り,17万部突破の『御社の営業がダメな理由』をはじめ数多くの著書で定評ある著者が,生産性の高い営業に変える方法を教えます。
【巻頭付録】営業の問題 全体マップ
こんな方におすすめ
- 必死に営業努力してる自分より,楽なルート先を担当してるだけの“あいつ”のほうが評価されていて,不公平だと思っている
- 担当窓口と信頼関係を作ったはずなのに,他社に負けることがある
- 営業する時間を削ってまで会議しているが,ムダにしか思えない
- 「足を使うより頭を使え」という方針だけど,まったく成果が出ていない
- がんばって日報を書いてもフィードバックが全然ない
- マネージャーがマネジメントに専念できない
- 人によって営業スタイルが違いすぎて何が正解かわからない
といったことに1つでもあてはまる職場にいると思う方
著者から一言
はじめに 不満,不安,不幸の正体を見える化すれば,希望がもてる
「マネージャーにいつも怒られて,営業なんかやってられないよ……」
「ノルマで縛られる働き方なんて,やだね!」
「取引先にいつも頭ペコペコ,顔ニコニコ。本当ははらわたが煮えくり返ってるんだけどな」
営業マンたちの怒りは,とどまるところを知りません。
「出来の悪いヤツばかり与えられて,いい業績を出せるわけがないだろ!」
「部下の報告は言い訳ばかり。営業本部長の電話は小言ばかり。マネージャー稼業は,つらいね……」
「セクハラを警戒して営業ウーマンは扱いにくいし,パワハラを警戒してやる気のない部下にすら怒れないし,それでいて上からはノルマ達成の圧力がすごいし。どこかに逃げたいよ……」
営業マネージャーの嘆きも,とどまるところを知りません。
営業部内は,前を見ても横を見ても,問題だらけ。かといって,何か技術をもっているわけでもないので,転職したって,また営業やるしかないし――そんな不満,不安,不幸を感じていないでしょうか?
そんなあなたの不満,不安,不幸を“見える化”するのが本書です。人にとって一番怖いのは,見えないものと戦うことです。見えないから不満,不安,不幸を感じるのです。であれば,不満,不安,不幸の正体を見える化し,戦い方を知れば,希望がもてます。
まず,手始めに,「あなたの不幸度テスト」をしてみましょう。どこまで不幸なのか,ここまできたら気楽な気持ちで,試してみてください。YESの場合,レ点を付けてください。
- □① 上司(マネージャーの場合は部下)に,とことん恵まれてない!
- □② 自慢じゃないが,入社以来の営業成績の目標を達成したことがない!
- □③ どう考えても,自分に割りふられた営業先やエリアはダメなところばかりだ!
- □④ 入社のときは「希望する部署に配属してくれる」と約束してくれたのに,結局は営業部に配属された!
- □⑤ 社会人になってから,初詣のおみくじで大吉を引いたことがない!
- □⑥ 取引先アポイントのドタキャンが,まわりの営業マンたちより多い!
- □⑦ 営業中に息抜きでサボったりすると,同僚や上司に見られることがたまにある!
- □⑧ 自分が幹事役を務めた宴会では,なぜかゲロゲロする人が出てくる!
- □⑨ 自力で受注してきた新規取引先は,それっきりで終わることがよくある!
- □⑩ 「自分は運がいい」なんて感じたことは,一度もない!
あなたのYESの数は,どうだったでしょうか?
- YESの数が0から4つの人 → 自信を持ってください。あなたより不幸な人は,もっといます。
- YESの数が5つから8つの人 → 不幸といえば不幸ですが,意識の持ち方で脱出できます。
- YESの数が9つ以上の人 → ほんまもんの不幸の持ち主です。でも,気にしないでください。これ以上,不幸になることはありません。
いずれにしても,昨日と同じ今日を過ごすようでは,不幸を捨てることはできません。
まず,営業部にいっぱいある問題点を,あなたの目でしっかりと見てください。いままでモヤっとしていた不幸な感覚が,「不幸にバイバイできるかもしれない」という期待に変わるかもしれません。営業という仕事が,好きになるかもしれません。
最後はあなた次第ですが,本書には不幸から脱出できるルートをたくさん用意しました。しっかり目を見開き,スタートラインに立ってください。
さあ,よういドン!