書籍概要

Access VBA 実践マスターガイド~仕事の現場で即使える

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更新日

概要

Accessを使う最終的な目的は,日々の業務で利用するアプリケーション作成です。ただし,アプリケーション作成のためにはプログラムを作成する必要があります。本書は,AccessのプログラミングツールVBAの学習書です。はじめての人でも,かんたんなプログラム作成から始めることで,最終的には業務で利用できるアプリケーションを作成することができるようになります。付属のCD-ROMには,カスタマイズすることで,読者の環境でも利用できるアプリケーションが収録されています。

こんな方におすすめ

  • 業務でAccessを使っている人

サンプル

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目次

CHAPTER 1 基礎知識 Access におけるプログラミングとは

  • 1-1 VBAを学習する前に
  • 1-2 AccessにおけるVBAとマクロの相違点
  • 1-3 Access で扱うオブジェクトの理解

CHAPTER 2 Visual Basic エディター VBAの作成・編集ツール

  • 2-1 プログラムを入力するウィンドウ VBE
  • 2-2 初めてのプログラミング メッセージボックス
  • 2-3 作成したプログラムの確認 コードの書き方
  • 2-4 最初に覚えておきたい コードを書く際のルール

CHAPTER 3 フォーム プログラムのインターフェース

  • 3-1 VBAとフォームの関係 コントロールイベント
  • 3-2 フォームの作成 連結フォーム
  • 3-3 複雑なフォームの作成 親子フォーム
  • 3-4 プログラムをフォームから起動 イベントプロシージャ

CHAPTER 4 条件分岐 動きにバリエーションを付ける

  • 4-1 フォームの動きに変化を付ける If
  • 4-2 2択の動きを付ける If ~ Else
  • 4-3 3択以上の動きを付ける If ~ ElseIf

CHAPTER 5 変数 効率のよいコードにするには

  • 5-1 似ている処理を1 つにまとめる 変数
  • 5-2 変数を組み合わせる 異なる型の結合
  • 5-3 計算結果の表示 コントロールへの代入

CHAPTER 6 関数・メソッド・プロパティ プログラムに多様な動きをさせる

  • 6-1 押されたボタンで動作を変える 引数と戻り値
  • 6-2 オブジェクトに働きを与える メソッド
  • 6-3 オブジェクトの属性を取得・変更 プロパティ
  • 6-4 変数でプロパティを変える 動的変更

CHAPTER 7 デバッグとエラー処理 プログラムでエラーを出さないために

  • 7-1 プログラムを書きやすく,読みやすくするために コーディング
  • 7-2 プログラムや変数の動きを確認 デバッグ
  • 7-3 プログラムが動く順番を制御 ExitとGoto
  • 7-4 想定外の動作への対処 エラー処理

CHAPTER 8 モジュールとスコープ 似ているコードを使い回す

  • 8-1 適用範囲を知る スコープ
  • 8-2 適用範囲を知る プロシージャ
  • 8-3 いろんな場所から便利に使う モジュール

CHAPTER 9 レコードセット 繰り返しで連続処理

  • 9-1 データを簡潔に取り出すには DAOとレコードセット
  • 9-2 レコードセットを操作する SQL文の活用
  • 9-3 レコードのすべてを取り出して処理する 繰り返し処理
  • 9-4 取得するレコードセットを動的に変更する 変数の組み込み

CHAPTER 10 非連結フォームからデータ変更 追加・更新・削除

  • 10-1 非連結フォームの準備 初期化と読み込み
  • 10-2 非連結な値をテーブルへ データの変更
  • 10-3 非連結で親子フォームを再現する 1対多に対応したコード
  • 10-4 不用意な更新を防ぐ トランザクション
  • 10-5 完全版サンプル 高度な機能の実装例

APPENDIX VBAテクニック集 アプリケーションの使い勝手を向上

  • A-1 非連結フォームに小計・合計機能を付加
  • A-2 非連結フォームに保存前確認機能の付加
  • A-3 非連結フォームにレコード移動機能の付加
  • A-4 リボンやナビゲーションウィンドウの非表示
  • A-5 非連結データのADO接続での処理
  • A-6 4つ以上の分岐を読みやすく記述 Select Case
  • A-7 同じオブジェクトに関する記述を短くする With~End With
  • A-8 ルールに沿ったIDの最新値を予測
  • A-9 ファイル選択のウィンドウの表示
  • A-10 テーブルにデータが残っているかチェック&削除する
  • A-11 コンボボックスの項目を動的に絞り込む
  • A-12 VBEでイベントプロシージャを作成する

サポート

ダウンロード

電子版用ダウンロード

電子版用に,付録CD-ROM収録コンテンツを以下から入手できます。ダウンロードには電子版本紙に掲載されているIDとパスワードが必要です。

※:PDF版とEPUB版の内容は同じものです。

PDF版
EPUB版

正誤表

書籍の内容に誤りのあったことを,本書をお買いあげいただいた読者の皆様および関係者の方々にお詫びいたします。以下に正誤表を掲載いたします。

(2024年3月11日最終更新)

サンプルファイルの修正

付属CD-ROMに収録のサンプルファイルの一部に不具合のあったことをお詫びいたします。

不具合を修正したファイルをアップします。修正されたファイルは以下のフォルダーに収納されたサンプルです。

  • Chapter5
  • Chapter10のAfter

上記ファイル以外には修正はありません。

お手数ですが,以下のリンクから修正されたファイルをダウンロードしてご利用ください。なお,ダウンロードされたファイルは,上記の2つのフォルダーをZip圧縮したものです。適宜,解凍してください。なお,本書の第4刷以降の版をご利用の場合,ダウンロードは必要ありません。第4刷以降の付属CD-ROMは修正されたファイルが収録されています。

ダウンロード
updater.zip

(以下2022年11月16日更新)

P.278 コード20の1行目

「btn_追加」クリック時
「btn_更新」クリック時

(以下2022年11月8日更新)

P.268 コード13

24行目のコード

Me.chk_親レコード削除.Enabled = False

を削除

(以下2022年10月13日更新)

P.246 コード20内の4行目

条件2(param1の設定)
条件2(param2の設定)

(以下2022年2月7日更新)

P.21 8行目

CHAPTER 11で紹介する
Appendixで紹介する

(以下2020年10月28日更新)

  • 画像をクリックすると大きく表示できます。

P.207 下から5行目以降の文章

ただし、プロパティシートには「フォーカス喪失時」イベントが2 つあるので注意してください。 一見同じものがあるのはAccess の日本語訳の問題ですが、上にあるのがLostFocus イベント、下にあるのがExit イベントと区別されています。どちらもフォーカスを失ったときに起動するイベントプロシージャですが、Exit →LostFocusの順番で動きます。今回は下のExit イベントを使います。
プロパティシートには「フォーカス喪失後」と「フォーカス喪失時」というよく似たイベントがあるので注意してください。 「喪失後」がLostFocusイベント、「喪失時」がExitイベントと区別されています。どちらもフォーカスを失ったときに起動するイベントプロシージャですが、Exit→LostFocusの順番で動きます。今回は「喪失時」のExit イベントを使います。

(以下2020年9月29日更新)

P.40 下から2,3行目の1文

ここに書かれている「Option Compare Database」とは、文字列データの比較方法の 設定のことで、Access VBA ではあらかじめ自動挿入されます。推奨設定といったと ころですね。

上記文章が不要。

P.145 下から3行目

しますます。
しまます。

P.165 図18 囲み部分の間違い

誤

正

(以下2020年9月23日更新)

P.61 1行目

図6で示した通り
7で示した通り

P.287 コード23 の4行目


DAO.workSpace

DAO.Workspace

(以下2019年11月1日更新)

P.261 4行目

コード15
コード5

(以下2019年10月9日更新)

P.195 コード8内の12行目のコメント

「FileName」が空だったら
ファイルが存在しなければ

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