概要
第1特集
Java・Ruby・Python・Go・C
“速い”コードの書き方
プログラムの高速化で大事なことは,「言語の特徴を押さえること」と「計測すること」の2点です。その言語の内部構造や処理方法――どのようなデータ構造を利用しているのか,どのように並列化を実現しているのか,オブジェクトやメモリをどう扱っているのか――を理解したうえで,計測を行いながらコードを直していくのが定石です。
本特集ではJava・Ruby・Python・Go言語・C言語の5つのプログラミング言語を取り上げ,それぞれの言語の特性を踏まえたパフォーマンスチューニングを試みます。
第2特集
SREって,なにをやればいいの?
先駆者に訊く,誰がための信頼性
書籍『Site Reliability Engineering』のIntroductionには,この言葉が冒頭に書かれています。
"Hope is not a strategy."
本を読んだだけでは改善はされません。とはいえ,もともとGoogle社内で考えられたもの。そっくりそのまま導入できるわけでもありません。何から取り組んだら良いのかわからない……そんなときには先駆者から学びましょう。本特集で,自社サイトの信頼性を高めるシステム運用が何かを考え,行動を起こすためのヒントを見つけてください。
短期連載
サーバサイド開発の品質を向上させるJava→Kotlin移行のススメ
【1】サーバサイドでJavaからKotlinへ変える理由
GoogleがAndroidの開発言語として公式サポートしてから一層人気が高まるKotlin。そのイメージが強くクライアントサイド開発に目が行きがちですが,最近ではサーバサイド開発で使用されることも増えており,移行もしやすいためAndroidアプリと同様にBetter Javaとして使える魅力があります。第1回目は,Javaとコードを比較しながらKotlinの利点を解説したうえで,サーバサイド開発へ導入した事例を紹介します。
特別企画
Jamesのセキュリティレッスン
【12】Wiresharkを使うなら知っておいてほしい設定や機能(1)
Wiresharkを使ったパケットキャプチャへの理解を深める本連載。今回はWiresharkを使うなら知っておいてほしい設定や機能について紹介します。