[今週のリリース情報]GWにオススメ!多変量解析やヒッグス粒子などの科学の話題からアベノミクス経済,そして,Androidプログラミングまで
今週のリリース情報をお届けします。
Rで学ぶ多変量解析
変数が多いデータを分析しようとする場合,まず最初に試してみると便利な方法は“似たものどうしを集めていく”クラスタ分析(グループ分け)です。それによりデータの特徴,グループ間の関係等が見えてきます。本書ではそこから単回帰分析,重回帰分析へと進めていきます。樹形図やグラフを作成するときにはフリーソフト「R」を使います。多変量解析は専門用語が多すぎてそれだけでうんざりしまっていた人も,まずは手を動かして,楽しみながらデータの扱い方が自然に身につきます。1変数の場合の考え方を活かしながら解説しているので,統計学の基礎を復習したい人にもおすすめです。
昨年注目を集めたヒッグス粒子を知る
2012年7月「ヒッグス粒子」の発見が世界中のメディアのトップニュースで報じられました。いったいヒッグス粒子とは何で,なぜその発見が世界的ニュースなのか?本書は,ヒッグス粒子を発見した史上最大の科学実験を,現場の多数の写真と解説によって描き出し,その発見ストーリーに迫ります。そして過去1世紀以上にわたり“神の粒子”を含め,究極の物質と宇宙の根源を追い求めてきた「素粒子物理学の世界」を,専門知識なしで読めるよう100~200点の写真・図版を使ってドキュメンタリー的に解説します。一般読者向けでありながら専門的にも最新かつ十分な内容とし,読み応えがあります。
日本経済は果たしてどうなるのか?
日本経済を苦しめ続ける元凶として本格的な対策メニューが準備されているデフレ。しかし,デフレは完全なる悪で,日本がデフレであることには何らの「必然性」もないのでしょうか。ほぼ国内資金で賄えているとはいえ,日本には膨大な政府債務(国債)があります。そして国債や物価と対で考えなければならないのが金利です。数パーセントの物価上昇が達成されたときに,日本では何が起きるのでしょうか。デフレ脱却が引き起こす「新種の課題」について掘り下げる,デフレ脱却政策賛成派にも懐疑派にも刺激的な経済オピニオンです。
新タブレットXperia Tablet Zの解説ガイド
本書は,NTTドコモとソニーから発売された10インチタブレット「Xperia Tablet Z」の初心者向け解説書です。Xperia Tablet Zの基本操作と活用法がバッチリわかります。LTE/3Gモデル(SO-03E)とWi-Fiモデルの両機種に対応!
Androidプログラミングを0から学び,リリースまで行える!
本書は,Javaは理解したが,Anddoidアプリの開発を行ったことがないという読者を対象としています。開発環境のインストールから,マルチメディア,センサー,音声認識,データベースなどAndroidアプリ開発に関する知識がこれだけで学ぶことができます。
Excel 2013/2010/2007/2003/2002対応のExcel関数解説書
Excel関数の基本と使用頻度の高い関数の使い方を,実用サンプルを用いてくわしく解説! 最新のExcel 2013から,2002/2003/2007/2010まで対応!
週末のお供に,ぜひご覧ください。
(Gihyo Digital Publishing:馮富久)