TypeScriptらしいプログラミング / Ubuntu 24.04 LTSを開発で使う
第1特集は「TypeScriptの力を引き出そう」をテーマに,TypeScriptにおける型の扱い方を基礎から解説し,TypeScriptを本格的に使ううえで避けて通れないUnion型,構造的部分型との付き合い方を紹介します。TypeScriptを初めて触る方も,ある程度使っている方にもお勧めです。
2024年4月にUbuntuの新バージョン24.04 LTSがリリースされます。第2特集では,恒例の新LTSの変更点や新機能の紹介を行います。近年,開発や運用の現場に広がってきているUbuntuを,開発環境として使う場合の選択肢や,その導入の手引きを整理しました。
改訂第4版は対応環境がパワーアップ! シェルスクリプトの理解を深めて長く役立つ知識を得よう
ロングセラー『シェルスクリプト基本リファレンス』の改訂第4版。
シェルスクリプトの知識は,プログラマにとって長く役立つ知識です。本書では,複数のプラットフォームにも対応できる移植性の高いシェルスクリプト作成を考慮しながら,基本から丁寧に解説。
本書では最新(執筆時点)のLinux/Ubuntu,FreeBSD,Solarisに加え,組み込み分野等で注目度の高いBusyBoxもサポート。そして,第4版では新たにzsh&dashにも対応し,全収録スクリプトの動作確認,さらにはWindows(WSL2)とmacOS環境のbashにおけるテストも行い,さらなる移植性の高さを追求。しかし,この真意は移植性自体の確保ではなく,そこから見えてくるであろうUnix系統で受け継がれるOS&シェル環境の歴史や構造への着目にあります。そんな版を重ねたからこそ実現する,パワーアップした1冊をお届けします。
Pythonで学ぶ問題解決力! 興味が持てそうな例題や練習問題でプログラミング思考を鍛えよう
本書は,Pythonを使用して「プログラミング的思考」を習得するための入門書です。「プログラミング的思考」とは,ある問題を解決するための方法や手順をプログラミングの概念に基づいて考えることで,文部科学省の掲げるプログラミング教育でも重要視されています。本書は,前半でPythonの解説,後半で実際のプログラムを使ったプログラミング的思考の解説という構成で,初心者でもモチベーションを持ちながら学習できるよう,興味が持てる例題を多数用意しています。また,練習問題もあるので,より理解が定着できます。付録で文法解説を載せており,この1冊で,Pythonとプログラミングの考え方の両方をまとめて学ぶことが可能です。
斬新的なものから,突然やってくる破壊的なものまでさまざまなイノベーションの行く末を分析した1冊
未来の世界を牽引するイノベーションは,どこで,どのようにして生まれるのでしょうか?
コロナ禍,相次ぐ戦争,米中対立など,この数年の世界情勢の先行きは予測困難を極めました。メタバースや生成AIなどの新技術が人々を驚かせた時期でもありました。一方で眼前の日本社会には少子高齢化や経済の低迷などの課題が山積したままです。停滞する現状を打破すべくイノベーションに期待する声は小さくありませんが,「未来」を想像することが困難な時代において,イノベーションの行く末をどのように見定めればよいのでしょうか。
本書では「ベンチャーキャピタル(VC)」と「都市」の二つに注目し,イノベーションの原動力となる「スタートアップ」がいかにして生まれ成長してきたか解説します。VCとスタートアップはともに成長を重ねた存在であり,リスクをとって投資先を見極めるVCの動向は技術の未来を示す道標となります。そしてスタートアップ,なかでも評価額が巨額な“ユニコーン”は特定の都市に偏在する性質があります。ユニコーンが生まれる都市には“生態系”の秘密があるのです。
イノベーションはどのようにして生まれたのか。
未来はどこに向かうのか。
そして日本はいかにすべきなのか。
本書はその秘密と疑問を解き明かします。
IoTシステム実現のために必要なものって? 実際の作品例で解説したIoT電子工作のよくわかる事典
ちょっとしたIoTシステムで,自分の身の回りのことを自動化してみたいとお考えの方も多いでしょう。しかし,経験がある方でも,どういうデバイスやセンサを使ったらよいかわからなかったり,どれを使うか迷ったりすることがしばしばです。
本書はそんな方々を対象に,多くの方法がある中からどれを選ぶかを決める手間を省くという趣旨で,代表的なエッジデバイスに使える機器やセンサなどを中心に,実際の製作例ではどんなものになるかを試した結果を解説しています。
扱うデバイスは,Arduino,M5Stack,Raspberry Pi pico,ワンチップマイコン,Raspberry Pi。デバイスの特性によって,液晶や有機EL,センサ,サーボ,カメラ,Wi-Fiはもちろん,LoRa通信や,電池無し・配線無しで無線通信できるEnOceanの使い方なども紹介しています。さらには,サーバやクラウド側のアプリケーションの処理も詳細に説明しています。
この1冊で,IoT電子工作の世界がさらに広がります。
多彩な機能の中から効率アップをはかる機能を知る! Excelのここだけ覚えておきたい必須スキルを学ぼう
仕事の必須アプリと言えばExcel。万能と言ってもいいくらい,なんでもできるツールです。では,「エクセル達人」になれば「仕事がデキルひと」となるのでしょうか。
実は,仕事で必要なExcelスキルはそんなに多くありません。一般的な業務で,例えば,統計分析の機能を駆使する場面はほとんどありません。
一方で,見やすい表の作りかたや,データの整理のしかたは知っておくべきですが,ちょっとしたコツさえ分かれば,簡単にできてしまいます。そして,そんなスキルこそが誰にでも求められるのです。
「エクセル達人」を目指す必要はありません。肩の力を抜いて,効率的に学習をスタートしましょう。
ここからクラウドをはじめよう! 「AWSらしい運用」を解説したAWSの入門書
Amazon Web Services(AWS)がはじめてでもわかる! AWSの入門書です。多数あるAWSのサービス(機能)の中から特に重要なものを厳選して解説。簡単なWebシステムの構築を通して基礎からしっかり身につきます。
クラウドをこれから始めたい人,クラウドの基礎を知りたい人にも最適!
多機能で高性能の動画編集アプリDaVinci Resolveを使った実践的な操作が学べる入門書
DaVinci Resolveは,世界中のプロが利用する高い性能を持ちながら,ほとんどの機能を無償で利用できる動画編集アプリです。動画や音声の編集からエフェクト,マスタリングまで非常に多くの機能を持ちますが,特にカラーグレーディングとカラーコレクションの性能は高く評価されています。本書は,はじめてDaVinci Resolveを使う方に向け,メディアページ/カットページを使った基本的な編集から,エディットページによる本格的な編集・エフェクト挿入,カラーページによるカラーコレクション/カラーグレーディングの実践的な操作まで,プロが作成したサンプルデータを使ってていねいに解説します。
環境や生命を守る科学技術,効率よく電力や動力を冷温熱に変換可能なヒートポンプ技術を図解で解説した1冊
ヒートポンプ技術は,脱炭素を進めるカーボンニュートラルの中でも熱利用,省エネ技術として注目度が増しています。2023年に開催されたCOP28でも,2050年のカーボンニュートラル達成に向け,効率的な排熱利用技術としてヒートポンプを最重要技術と位置付けました。日本も経済産業省が進めるグリーン成長戦略の中でヒートポンプ技術の促進を後押ししています。
ヒートポンプ技術の代表的なものとしてエアコンがあり,排熱を効率的に循環させ,快適な住環境を整えるZEH/ZEB化に欠かせない技術として建築にも取り入られるようになっています。さらに,近年のコールドチェーンを支える技術としても注目されています。
本書執筆陣の代表である早稲田大学の齋藤潔先生は,カーボンニュートラル社会を目指すために最重要な次世代ヒートポンプ技術コンソーシアムを立ち上げ,大手家電メーカーとも協力し,ヒートポンプ技術の促進に貢献しています。先陣を切るメーカーの技術者たちが最新研究をもとに,カーボンニュートラル達成に向けた次世代ヒートポンプ技術を実践的な内容で解説します。
最新の法改正に対応,遺言や相続税など,相続の基礎知識から実際の手続きや注意点を解説した1冊
【最新の法改正に対応し,くわしく解説】
一般的な相続問題から生前の税金対策,遺言の効果と種類など,手続きから注意点まで「知って」「備える」ための1冊!いざ相続の際に混乱しないよう,揉め事を最小限に抑え,慌てずに対応できるために,相続の全容をプロが解説します。手続きと期間がひと目でわかるチャート付き!