Android 2.1以前のAndroid Marketアプリをサポート終了
Googleは、Android 2.1以前を搭載する端末で、Android Marketのサポートを終了するとAndroid Developers Blogで公表しました。
これによってAndroid Marketにアクセスできないので、アプリのインストールができなくなります。
Android 2.1(API level 7)は、Eclairのコードネームで呼ばれており、2010年1月12日にリリースされました。これより古いものは以下のようになっており、2009年は怒濤のリリースラッシュでした。
- Android 2.0.1 Eclair 2009/12/03 API level 6
- Android 2.0 Eclair 2009/10/26 API level 5
- Android 1.6 Donut 2009/09/15 API level 4
- Android 1.5 Cupcake 2009/04/30 API level 3
コードネームに甘いお菓子の名前が使われているのは変わりありませんが、最近のものと比べると分かりやすい名前です。また、最新のAndroid OでAPIレベルが「26」に設定されているので、この7年間の進化がAPIレベルの数字にも表れています。
これ以降のAndroid 2.3(API level 9)から3.2.6(API level 13)は、昨年の2016年5月に「Google開発者サポート」のサポートを終了しています。Playストアアプリは利用可能ですがサポート終了とも言えるので、実質はAndroid 4.0 Ice Cream Sandwich(API level 14)がサポート対象のOSと言えます。
Google Play Consoleからアプリの翻訳依頼が可能に
Google Playで、アプリの翻訳サービスが利用可能になったとGoogle Developers Japan Blogが伝えています。
翻訳の対象は、Playストアに掲載しているテキスト情報、APKに含まれる文字列です。
Google Play Consoleにある「翻訳サービス」から翻訳依頼ができます。
翻訳の新規注文画面からPlayストアの掲載情報を選択すると、Playストアに公開中のアプリが選択できます。また、APKの文字列を選択すると、アプリ内で使っている文字リソースのstrings.xmlかCSV形式のファイルをアップロードします。
コンソールには、即座に見積もり価格が画面に表示されます。
私の例では、アイテムが6件と少ないアプリの文字リソースで$6の見積もり、135件と結構なボリュームのアプリで$51.39の見積もりとなりました。料金は、ワード数によって設定されており、1語あたり$0.07の設定で、支払いはPlayストアのコンソールから行い前払いです。
翻訳は、少量で2日間、最大でも8日間で納品されます。翻訳の品質は依頼してみないとわかりませんが、プロの翻訳者によるもので機械翻訳ではないので品質は期待できそうです。
馴れない外国語にアプリを対応するのは苦労します。こうしたサービスは、使い方次第でアプリ開発とリリースに注力できるのでうまく活用していきたいです。
Android Oの正式名称は、Oatmeal Cookieなのか?
次期OSは「Android O」の名で開発者向けに公開されていますが、これの正式名称が「Oatmeal Cookie」ではないかとmyce.comが伝えています。
この根拠となっているのが、Android Oのソースコード内に「Oatmeal Cookie」を示す「OC」や「oc-dev」といった記述が各所に見られることです。また、Google I/O 2017のセッションで公開されたスライドでも「R.drawable.otameal_cookie」のリソース名が見られています。
オートミールクッキーはオーツ麦を原料としたもので、小麦粉と比較するとタンパク質と食物繊維が豊富に含まれています。また、満腹感を得やすいので、砂糖の量を減らしたそれはダイエット食としても薦められているので、コーディング中の間食として、オートミールクッキーを選んでみるのはいかがでしょうか。
今週は、このあたりで、また来週。