初代Galaxy FoldをAndroidのメイン端末として使って来ましたが、数ヵ月前からバッテリが膨らんできて、使い続けるのは危険だと考えて次の端末を探していました。
ここ数年は、Samsung Galaxyシリーズを使っていたこともあり、Galaxy Z Fold 3への買い替えを検討しましたが、Galaxy Foldと比較して生活に変化を起こるとは考えられず、気持ちがいまひとつ傾きませんでした。
こうした中で気になっていたのが、最近、勢いを増している中国のスマホメーカです。とくにXiaomiの勢いは凄まじく、2020年9月から2021年9月までのBCNランキングでは右肩あがりで販売台数を伸ばしています。
端末選びの条件
こうなると、Xiaomiのスマホを使ってみたくなる悪い癖が出ます。
近年のスマホは、十分過ぎる速度を持つのでブランドの中のベーシックモデルをあえて選び、ここからブランドの特色を知るのもおもしろいのでは? と考えました。また、Galaxy Foldは、Felica非搭載で普段使いでは不自由したので、このふたつを端末選びの条件としました。
条件に一致するXiaomiの端末は以下になります。
- Redmi Note 9T
- Redmi Note 10 JE
- Mi 11 Lite 5G
Redmi Note 9TとRedmi Note 10 JEは、ソフトバンクとauのキャリア端末で、Mi 11 Lite 5GはSIMフリー端末です。Redmi Note 9Tは発売時期が2月なのと、私が使うキャリアはauなので選択肢から外しました。
残るMi 11 Lite 5Gは7月2日発売で、Amazonであれば4.3万円で入手できます。メモリが6GB、ストレージが128GBなので不自由なく使えそうです。
Redmi Note 10 JEは、8月13日の発売で約2.8万で購入できます。
auとUQ mobileで販売される端末なので入手性が悪くなります。メモリ4GB、ストレージ64GBなのは、不安とは言いませんがもう一声欲しくなります。
両方とも5G通信に対応して、Android 11ベースのMIUI 12を搭載する共通点はありますが、SoCがSnapdragon 780GとSnapdragon 480 5G、ディスプレイがAMOLEDとTFT、WiFi 6対応と非対応、SIMスロットがデュアルとシングル等の違いはあります。
ただ、こうした差はSNSやメールのチェック、音楽やポッドキャストを聴くと言った使い方しかしない筆者には、使用感に違いが出ないのが正直なところです。
1.6万円で購入できるのであれば
理詰めではRedmi Note 10 JEで決まりですが、決定打に欠けていて悶々とした日々を過ごしていました。また、これまでハイエンドモデルを使い続けていたこともあり、動作速度や端末品質に満足できるかも不安でした。
こうした状態でネットを徘徊していると、中古スマホを扱うショップで未使用品のRedme Note 10 JEが15,800円で購入できるのを見つけました。2.8万円の端末が1.6万円で購入できるので、渡りに船とばかりに購入して、Redmi Note 10 JEが後継端末になることが決まりました。
価格だけを見て比較するのは乱暴ですが、Galaxy Z Fold 3を選んていたとすれば、端末価格が役24万円になるので、差額は約22万円、これだけが節約できたことになります。
改める機会を得られた
Redmi Note 10 JEは、ハイエンド端末のように高価な素材は使われていないので、見るからに高級とは言えませんが、チープさを感じることはありません。また、端末の作りが良く、ボタンを強く押し込んでもギシギシすることはありません。
購入前に気になっていた動作速度は、メモリ不足が要因と思われる動きをすることがありますが、頻発するわけではないのでイライラすることはありません。これの詳細は後編でご紹介します。
これまでは盲目的にハイエンドモデルを選択して、多額の出費をしてスマホを買い換えていましたが、これを改める機会が得られてよかったと感じています。
今週は、このあたりで、また来週。