今回は、国内最大のSNS「mixi」のクライアントを取り上げます。
縁遠い存在……
mixiは、2,200万人が利用する国内最大のSNSです。
凄い勢いでmixiが拡大していたころ、筆者は、mixiの読み逃げなどが言葉が生まれる独特の雰囲気がイマイチ馴染むことができず、アカウントは持っているものの、mixiでつながりを持つような活用をすることはほとんどありませんでした。これ以外にも、インターネットのような開かれた世界で、長い間招待制を取っていた運営体制にも今ひとつ共感できなかった部分もあります。
筆者の場合は、mixiをコミュニケーションの手段して使うことはほとんどなく、お気に入りのコミュニティを覗くために使っているだけなので、多くのユーザとは異なる活用方法かもしれません。
mixi公式アプリ
Androidケータイ向けには、mixiから公式アプリがリリースされています。公式アプリは、以下の機能が実装されています。
- つぶやきの閲覧/投稿/削除
- 友人の更新情報の閲覧
- mixiフォトへの写真の投稿
- 日記の投稿
- チェックインの投稿と地図表示
- 友人一覧と電話帳との連携
- メッセージの送受信
- タッチでつながる(QRコード、おサイフケータイを使った友人登録)
- 新着お知らせ
多くの機能は、FacebookやTwitter、Google+のクライアントが持つ機能と同じです。
機能で差別化するのは難しいとは思いますが、SNSというくくりであれば、サービスが変わっても求められる機能には大差がないと言っても良いかもしれません。筆者が活用しているコミュティの閲覧機能は、Ver2.4.0から追加されています。mixiの最大の魅力はユーザ数で、そのユーザが集うコミュニティを前面に押し出さないのは少し残念です。
mixi公式のアプリ以外でも「mixi専用ブラウザ(TkMixiViewer)」など、mixiを活用するためのアプリが多数Androidマーケットに公開されているので、好みにあうアプリを探してみると良いでしょう。
mixi公式アプリの入手とインストール
いつものように、マーケットアプリを起動して「mixi」をキーワードにして検索します。
いくつかのアプリがヒットしますが、検索結果の先頭に「m」が書かれたmixiのアイコンが表示されているはずなので、それをタップしてインストールします。
余談になりますが、多くのユーザは、マーケットアプリが3.1.5にバージョンアップされているはずです。このバージョンでは、[インストール]をタップした後で、アプリがアクセスする端末の情報を確認する画面が表示されます。この画面で[同意してダウンロード]をタップして、はじめてダウンロードが行われ、その後インストールの流れになります。セキュリティ面で色々と話題にあがるAndroidマーケットですが、ダウンロードしようとしているアプリが、どのようなものか、ユーザに確認させる手順がより明確になったのは良い改善です。
mixi公式アプリのインストールと初期設定
アプリの初回起動では、利用規約の確認と同意を求めるダイアログが表示されます。
まずは、これの[同意する]をタップします。すると、ログイン画面が表示されるので、mixiのアカウントを入力して[ログイン]をタップします。
ログインに成功すると、次は、mixiの友人と携帯電話の連絡先を同期するかの確認を求められます。標準では[連絡先と同期する]にチェックが入っています。このまま使い続けても問題はないので[OK]をタップします。
ようやく使えるようになるかと思えば、次は、ショートカット作成の確認です。ホーム画面に、mixi公式アプリのショートカットを作成する場合は、[作成する]をタップします。確認を求めるのは親切なようにも感じますが、初回起動では、早く使いたいという気持ちが先行するので、こうした確認ステップを省いてショートカットを作成しても良いようにも思います。
さて、これでようやく使えるようになるかと思えば、画面上にはアプリの使い方を説明した画面が表示されます。これも先のショートカットと同様で、親切なようにも思いますが、早く使いたいという気持ちが先行して、ほとんど見られていないように思います。どうしても仕組みや使い方の説明をしておきたいのであれば、ステップバイステップなどのチュートリアルを用意しても良いのではないでしょうか。
起動時の画面は、つぶやき一覧、友人の更新、トピックスのタブが画面上部に並びます。つぶやき一覧が初期画面として表示されて、自分のつぶやき以外に友人つぶやきが時間順で表示されているはずです。
次回もmixi公式クライアントを取り上げます
今回は、インストールと初期設定のご紹介となりましたが、次回もmixi公式アプリをご紹介します。