今回は、AndroidタブレットをiTunesのリモコンとして使う「Remote for iTunes」をご紹介します。
Remote for iTunesは、同じ無線LANにアクセスしているパソコンのiTunesを、Androidタブレットから操作することができます。Remote for iTunesは、再生/一時停止、次の曲/前の曲といった再生系の操作はもちろんのこと、iTunesのプレイリスを再生したり、iTunesのライブラリを検索することができ、リモコンと言われて想像する以上の機能を持っています。
検索結果の上位には、「Remote for iTunes」が表示されているはずです。Remote for iTunesは400円の有料アプリですが、30分間無料試用ができるトライアル版が用意されています。最初に見つかるのは有料版ですが、「Remote for iTunesのトライアル版」を探して、まずは、こちらをインストールしてみます。Remote for iTunesが気に入った場合は、開発者支援の意味も込めて有料版を購入して下さい。
iTunesとの接続作業
Remote for iTunesの初回起動は、パソコンのiTunesと接続するために四桁のパスコードがAndroidタブレットの画面に表示されます。このパスコードをiTunesの左側メニューのデバイスの中にある「Remote for iTunes」を選択して入力します(トライアル版の場合は、「Remote for iTunesのトライアル版」と表示されます)。
画面には、「iPhone、iPod touchおよびiPad用のRemoteを追加」と表示されますが、気にすることなく四桁の数字を入力します。パスコードを正しく入力すると、画面に「お使いのRemoteでiTunesを制御できるようになりました。」と表示され、Remote for iTunesからのiTunesが操作できるようになります。接続が上手く確率できない場合は、Remote for iTunesを起動し直して、別のパスコードを試して下さい。
初回、パソコンiTunesとの接続が少々面倒ですが、それさえ済ませれば、AndroidタブレットがiTunesのリモコンになります。リモコンと言われると、小さなボタンが沢山並んで、操作が分かりづらい物を想像しますが、Remote for iTunesは、メディアプレイヤー系のアプリを操作しているのと同じ感覚で使えるので、操作方法を覚えるまでもなく使えるはずです。