Apple Watchには、腕時計のアイコンとも言える「竜頭」が付いています。これでゼンマイを巻いたり、時刻合わせをするワケではなく、Apple Watchの操作に使おうというワケです。アップルは、これを「デジタルクラウン」と呼んでおり、スクロールやズーム操作に使うことが想定されています。たとえば、地図を表示して拡大したい時に、竜頭をクルクル回すことで拡大ができると言うワケです。また、ボタンのようにも押し込むことができて、押すとホーム画面に戻るようになっています。
SDK「WatchKit」を用意
Apple Watch専用のアプリを開発するために、WatchKitが用意されています。
Apple Watchには、iOSアプリの通知が表示されるとされているので、当面は不自由することはありませんが、WatchKitを使ってアプリを開発することで、腕時計での利用を想定した専用アプリを開発できます。当然、先で紹介したデジタルクラウンを活用したアプリも開発が可能になるはずです。サードベンダが専用アプリを開発しており、Nike、Pinterest、BMW、City Mapperなどが開発中と発表されました。
Apple Watchを使うにはiPhoneが必要
Apple Watchを使うにはiPhoneが必要です。対応モデルは、今回発表されたiPhone 6とiPhone 6 Plusに加えて、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5です。残念ながら、これよりも古い世代の端末には対応していません。