この夏,
前々から行きたい行きたいと思ってはいた。しかし自転車仲間の先輩に
当初,
休暇の直前まで迷ったが復旧のメドがたたないという。
結果,
自転車での移動を考えると,
富山県で検索し直してみる。おお,
そんな中,
さらに探していくと,
海岸のキャンプ場は暑い上に,
私たちを呼んでいるのはこのキャンプ場だ。
八月の頭,
先人の言葉に嘘はない,
道の駅カモンパーク新湊で車を降りると熱気が身体を包む。じっとしていても皮膚の表面からジワジワと水分が蒸発していくのがわかる。汗がすぐ塩になって顔に張り付く。
「これは聞きしにまさる,
夏の空を仰ぎ,
道の駅には立派な水槽があり,
道の駅でとりあえずの肴用特産品を買い込み山上のキャンプ場に向かう。
無料キャンプ場は大抵,
幸い,
しかし,
山の上といっても,
地図を読み違えて田んぼの畦道に迷い込んだりしつつ,
緩やかな斜面にアッパレハウスやゲートボール場などがでんと建っている。でも肝心のテントサイトがない。
そうか,
しかし,
こんなときは億劫がらず,
道は正面に向かう舗装路と右に入るダートの林道の2本。
まずは正面に続いている先細りの車道を走る。道はすぐに下り坂になる。この幅ならすれ違いはしんどいが車の通行はラクラク。いいサイトを期待しつつどんどん降りていったら,
えっちらおっちらと車の場所まで昇り返す。ではこちらの林道の先なのかと,
徐々に狭まっていく尾根道をいくこと数分,
先に進む気が失せ,
その間,
気が済んだところで,
なんと施設の目の前にあるサツマイモ畑がそれであった。
テントサイトを作っては見たものの,
青々と茂った芋のツルを眺めつつ
その願いは叶わず
次回へ続く