エンジニアのためのイベント映像活用方法

第2回 WebカメラとCamTwistを使ってUstream配信をする

この記事を読むのに必要な時間:およそ 4 分

CamTwistのエフェクト(Twitter Search)

最近の勉強会やカンファレンスでは,そのイベントごとのTwitterハッシュタグが用意されていることも多いと思います。

次は講演中の映像に「Twitterでツイートされたイベントハッシュタグの内容」を重ねて出してみましょう。先ほどと同じ手順で,今度は「Twitter Search」というエフェクトを追加していきます。

  1. 「Step 2」の下にある「Effects」の中から「Twitter Search」を選択
  2. 画面下部にある「Add」をクリック
  3. 画面右側にある「Settings」「Query」などの設定項目が出てくるのを確認

設定項目は次のように入れてください。

  • 「Query」「#eventstreaming」⁠この連載のハッシュタグ)
  • 「Refresh Time」「5」⁠5秒で画面更新)
  • 「Color」をちょっと濃い目の色に
  • 「Position」をちょっと上に(黒い■をドラッグする)

図15 CamTwistのセットアップ(6)

図15 CamTwistのセットアップ(6)

すると,ブロードキャスターの画面にTwitter検索の結果が表示されるはずです。

図16 CamTwistブロードキャスター表示(5)

図16 CamTwistブロードキャスター表示(5)

「Refresh Time」で設定した秒数でツイートの内容が書き換わります。

ただ,#eventstreamingの検索結果は今回決めたものなので,ツイート数が少なく,変化がないかもしれません。その場合には,Twitter上でトレンドになっている他のハッシュタグで試してみると良いでしょう。

撮影している映像の構成により,ツイート表示が邪魔になってしまう場合も多いと思いますが,ハッシュタグの盛り上がり次第では面白い映像になるかもしれませんね。

CamTwistには,ここで紹介した他にもたくさんのエフェクトがあります。実用的なものから,お遊び的要素がかなり強いものまでありますので,あれこれといろいろ試してみてください。

また,複数のエフェクトを同時に使うことも可能です。例えば,今回のスクロールするテロップとツイート表示を一緒に使うこともできます。実際にこれを行なうと,映像が文字だらけになってしまうので使う機会はないと思いますが(笑)

まとめ

ここまでの説明で出てきた各ソフトウェアと機器の関係をまとめておきます。

図17 各機器・ソフトウェアの関係

図17 各機器・ソフトウェアの関係

ブロードキャスターの映像入力からは3つの映像ソースがあるように見え,CamTwistの「Webcam」からは2つの映像ソースがあるように見えます。

ブロードキャスターでCamTwistを選択し,CamTwistでWebカメラ(今回はLogicool C310)を選択すると,Ustreamには「Webカメラ+CamTwistのエフェクト」の合成映像が流れるというイメージです。

CamTwistでは,映像ソースの映像にリアルタイムでエフェクトの合成ができます。特に勉強会やカンファレンスなどのイベントでは,次のエフェクトが役立つかもしれません。

  • Scrolling Text
  • Twitter Search

それから形式的ではありますが,メーカー動作対象保証外の製品を使う場合は,すべてご自身の責任の元で行なってください。今回はうまく動作しましたが,もしご自身の機器が動作しなかった場合でも,筆者及び技術評論社は責任を負い兼ねます。あらかじめご了承ください。

では,今回はここまでです。

次回はもう少し具体的に「勉強会での配信」を意識した内容を紹介したいと考えています。

著者プロフィール

鈴木則夫(すずきのりお)

株式会社クロコス所属ではあるものの,本連載と業務とは特に関係がない。

個人的な興味として,勉強会やカンファレンスのUstream配信を行なってきており,ときおり「KaigiFreaks(配信班)」の名の元に活動している。

「suzuki」というアカウントを取得するのが好き。

Web日記:http://suzuki.tdiary.net/
Twitter:@suzuki
GitHub:https://github.com/suzuki