ただのメモでは勿体ない!Evernoteに人生を記憶しよう

第2回 Evernoteをはじめよう!

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2.WebClipperを使ってWebページのクリップノートを作成する

次にWebClipperを使用してWebページをクリップしてみましょう。WebClipperのインストールが完了していれば,図14のように象のアイコンがブラウザのツールバー領域に表示されているはずなので,クリップしたいページ上でこのアイコンを選択してください。

図14 Mac版SafariにおけるWebClipperの使用例

図14 Mac版SafariにおけるWebClipperの使用例

最新のEvernoteクライアントバージョン(Windows版:3.5.3 /Mac版:1.8.1)からは高度なスタイル機能が搭載されたため,実際にWebページを閲覧しているときとほぼ同じ体裁でWebクリップを残すことができるようになりました。図14のクリップ元Webページと図15のクリップノートを比べてもほとんど違いがないことがわかります。また,Mac版Safari用のWebClipperではShiftキーを押しながらクリップすることで,PDF形式での保存を行うことができます。

図15 Mac版SafariでWebClipperを使用した場合のEvernote表示例

図15 Mac版SafariでWebClipperを使用した場合のEvernote表示例

ただし,いまだFirefoxやGoogleChromeのWebClipperはこの高度なスタイル機能に対応していないようで,同じWebページをクリップした場合でもSafariでクリップしたものに比べてレイアウトが大きく崩れてしまいます。高度なスタイル機能を用いてより美しくWebページをクリップしたい場合,MacであればSafari,WindowsであればIEを使うべきといえるでしょう。

図16 Mac版FirefoxでWebClipperを使用した場合のEvernote表示例

図16 Mac版FirefoxでWebClipperを使用した場合のEvernote表示例

3.モバイル端末で写真メモからノートを作成する

次はモバイル端末を用いた写真メモについてです。ここではiPhone版のモバイルクライアントを例に説明します。まずはソフトを立ち上げ,⁠スナップショット」を選択し,通常のカメラ操作と同様に写真を撮ります。

図17 野花を発見した感動を写真メモに残す(1)

図17 野花を発見した感動を写真メモに残す(1)

撮影後,図18のようなプレビュー画面が表示されます。撮った写真で問題ない場合は「使用」ボタンを選択して保存してください。写真は「無題スナップショットノート」というノート名で保存・同期されますので,後から適切なタイトルやタグを付け直してください。

図18 野花を発見した感動を写真メモに残すの図(2)

図18 野花を発見した感動を写真メモに残すの図(2)

モバイル端末を用いた写真メモの応用例として,スキャナ代わりにレシートや手書きメモなどを取り込むといった使い方が考えられます。日本語OCRが正式にリリースされれば,こういったレシートや手書きメモなども検索対象となるため,アナログ情報の管理においてもEvernoteの活躍は大いに期待できるのではないかと考えています。

図19 レシートと手書きメモをiPhoneで取り込んでみた

図19 レシートと手書きメモをiPhoneで取り込んでみた

また,iPhoneアプリの中には「スキャナアプリ」というカテゴリがあり,そのうちのいくつかはEvernoteとの連携機能を備えています。図20はスキャナアプリの一つ「Jotnot Scanner」の作例ですが,写真の不要箇所を除き,傾きを補正し,文字を見やすくした上で,Evernoteに送信している様子が見て取れます※2⁠。

図20 JotNot Scannerを使ってレシートを取り込んでみた

図20 JotNot Scannerを使ってレシートを取り込んでみた

※2
Evernoteへの情報インプットについては,次回詳しく解説します。

4.メール投稿からノートを作成する

Evernoteでは,メール経由でノートを作成するための投稿用アドレス(xxxxx@m.evernote.com)がユーザー一人一人に割り当てられます。使い方は簡単で,この投稿用アドレスに向けてメールを送信するだけで,図21のように写真を添付して送信することで写真メモを残すこともできるのです。

図21 ケータイメール(MMS)からEvernoteに投稿(1)

図21 ケータイメール(MMS)からEvernoteに投稿(1)

図22 ケータイメール(MMS)からEvernoteに投稿(2)

図22 ケータイメール(MMS)からEvernoteに投稿(2)

まずは気軽にどんどんノートを増やしてみよう

Evernoteをこれから始める人も,いまいち活用しきれていない人も,まずはノートを増やすところから始めてみてください。⁠整理の仕方がよくわからない」と不安に思うかもしれませんが,今時点ではそれほど気にする必要はないでしょう。整理は後からいくらでもできますし,整理しないと収集がつかないぐらいノートの数が増えてくれば,自然に整理方法について調べたり,試行錯誤を繰り返すようになります。それに,今記録しておかなければ,もう二度とその情報や記憶とは出会えないかもしれませんが,未整理でもEvernoteに残しておけば,今後整理を進める中できっと再会できるはずです。まずは気楽にどんどんノートを増やしてみましょう。

今回はアカウントの取得,クライアントの入手という環境整備に加えて,実際にノートを作ってみるところまで紹介しました。次回はもう少し突っ込んだEvernoteへの情報インプットについて触れてみたいと思います。次回「Evernoteへの情報インプット」をお楽しみに!

著者プロフィール

北真也(きた しんや/beck)

普段はモバイル業界でシステム開発に従事。ライフハックブログ「Hacks for Creative Life!」を主宰し,EvernoteをはじめとしたクラウドサービスやiPhoneを使って仕事や生活をもっと快適にできないかを日々探求中。その他,手帳術,メモ術,文房具が大好物。

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