ただのメモでは勿体ない!Evernoteに人生を記憶しよう

第3回 Evernoteへの情報インプット

この記事を読むのに必要な時間:およそ 4 分

モバイルクライアントからの情報インプット

モバイルクライアント(ここではiPhoneアプリ)からは以下の3つのノートを作成することができます。

  1. テキストからのノート作成
  2. スナップショット・カメラロールからのノート作成
  3. ボイスからのノート作成

1.テキストからのノート作成

Evernoteを起動後,新規ノート画面から「テキスト」を選択することでテキスト画面が表示されます。ノート名や本文,タグ,ノートブックは設定可能ですが,文字装飾をおこなえない点がデスクトップ版の新規ノート画面と異なる点です。

図9 iPhoneクライアントにおけるテキストノート新規作成

図9 iPhoneクライアントにおけるテキストノート新規作成

2.写真ノート

新たに写真を撮影してノートに使用する「スナップショット」と,すでに保存されている写真を使用する「カメラロール」の二種類の方法でノートが作成できます。いずれの方法であっても,写真を選択した時点で自動的にアップロードされてしまいますので,題名,タグ,ノートブックなどは後で再設定する必要があります。

図10 iPhoneクライアントにおける写真ノート新規作成

図10 iPhoneクライアントにおける写真ノート新規作成

3.ボイスノート

新規ノート画面で「ボイス」を選択することで,ボイスノートを作成することができます。ボイスノートが開かれてから3秒後に自動的に録音が開始されますので,終了したタイミングで「保存」「破棄」を選択してください。最大20分までの音声を記録することができます。

図11 iPhoneクライアントにおけるボイスノート新規作成

図11 iPhoneクライアントにおけるボイスノート新規作成

メールからの情報インプット

メールからの情報インプットについて,メールの送信元ごとに以下の3つに分けて紹介していきます。

  1. メールを送信してノートを作成する
  2. アプリとメールで連携してノートを作成する
  3. Webサービスとメールで連携してノートを作成する

1.メールを送信してノートを作成する

Evernoteの投稿用アドレスにメールを送信することで,テキストや画像,映像などを含むノートを作成することができます。

前回はMMSに写真を添付して送信することでノートを作成する方法を紹介しましたので,今回はメールに動画を添付した形でのノート作成を例に挙げてみましょう。やり方そのものは写真の場合と同じで,動画データをPCメール,もしくMMS※2に添付して送信します。PCメールとMMSの両者には,以下のような違いがあります。

  • PCメールでは,添付された動画ファイルがMOV形式で届けられる(携帯端末によりファイル形式はことなる)
  • MMSでは,添付された動画ファイルをメールサーバが3gpp形式に変換して届けられる
※2
MMSはマルチメディアメッセージングサービスの略称。3GPPとOMAというモバイル系技術の標準化団体が定めた携帯電話のメッセージングサービスについての標準となる。

図12 メールに動画を添付してEvernoteに添付する

図12 メールに動画を添付してEvernoteに添付する

Evernoteのデスクトップクライアント上では,PCメール/MMSどちらのメールから送られた動画であっても問題なく再生できます※3⁠。

図13 メール経由で投稿された動画をPC上で再生する

図13 メール経由で投稿された動画をPC上で再生する

※3
iPhone+Macの環境でのみ確認。携帯端末とPCにインストールされてるコーデックの組み合わせ次第では再生できない可能性がある。

2.アプリとメールで連携してノートを作成する

iPhoneアプリの中には,データをエクスポートしてメールで送信する機能を持っているものがあります。そういったアプリケーションのデータをメール経由でEvernoteに放り込むことで,例えば睡眠時間や収支といったライフログをEvernoteに取り込むことができたり,iPhone上でのRSS閲覧時であっても気になる記事をEvernoteに投稿することができるようになります。

以下,iPhoneアプリの中でEvernote対応を謳っているもの,もしくはメールでのエクスポートができるものを一部紹介します。

表1 Evernote対応もしくはメールでのエクスポートが可能なiPhoneアプリ例

Hayamemoテキストを素早く入力することを目的としたアプリ。Evernoteへメール投稿するための設定を保持できる。
SleepCycle睡眠時間や深さを記録するアプリ。グラフをメール送信することができる。
iXpenseIt収支を記録するアプリ。html形式でレポートを出力しメール送信することが可能。
RSS Flash gRSSリーダ。RSSのメール転送を選択すると,メール全文にそのRSSの本文が挿入される。
BylineRSSリーダ。RSSのメール転送を選択すると,メール全文にそのRSSの本文が挿入される。
MobileRSSRSSリーダ。RSSのメール転送を選択すると,メール全文にそのRSSの本文が挿入される。

代表例として,Hayamemoを利用してみましょう。

Hayamemoはとにかく起動が速く,起動後すぐにメモを取れるアプリです。HayamemoとEvernoteクライアントとの実測値を計測してみました。

表2 HayamemoとEvernoteクライアントの比較

 EvernoteHayamemo
起動時間4秒2秒
書くまでの操作2ステップなし

わずかな差かも知れませんが,実際の体感速度に倒してみるとかなりHayamemoが早く感じます。

図14 hayamemoでEvernoteに投稿してみる

図14 hayamemoでEvernoteに投稿してみる

図15 メール経由で投稿された動画をPC上で再生する

図15 メール経由で投稿された動画をPC上で再生する

3.Webサービスとメールで連携してノートを作成する

Webサービスの中には,様々な情報をメール送信してくれるものがあります。例えば以下のサービスであればRSSフィードをメールで送信してくれるサービスなどがその代表格ですが,こういったサービスのメール送信先にEvernoteの投稿用アドレスを設定しておくことで,自然に情報がEvernoteに集まってくる仕組みを構築することが可能となります(詳しくは今後紹介します⁠⁠。

表3 メールで情報を送信するサービス(主にRSSフィードをメールで送信するもの)

Hatebuteはてなブックマークに登録されたWebページを全文化してEvernoteに転送してくれるサービス。
BlogtrottrRSSフィードをメールで送信してくれるサービス。
FeedBurnerRSSフィードをメールで送信してくれるサービス(元々の用途はRSSのアクセス解析⁠⁠。
FeedMyInboxRSSフィードをメールで送信してくれるサービス。

著者プロフィール

北真也(きた しんや/beck)

普段はモバイル業界でシステム開発に従事。ライフハックブログ「Hacks for Creative Life!」を主宰し,EvernoteをはじめとしたクラウドサービスやiPhoneを使って仕事や生活をもっと快適にできないかを日々探求中。その他,手帳術,メモ術,文房具が大好物。

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