合意を形成する。言葉にすると簡単ですが,
皆が自分自身の意見を持ち,
意見がぶつかる現場といえば,
とはいえ,
合意形成の種類
合意形成といっても,
ファシリテーターは時と場合に応じて最適な方法で合意形成を図っていく必要があります。
合意形成を種類でわけると,
- WIN-LOSE
- LOSE-WIN
- WIN-WIN
- 1.WIN-LOSEとは,
自分が勝ち, 相手が負けるという方法です。 例えば多数決は,
WIN-LOSEといえます。多数派が勝ち, 少数派が負けることになるからです。多数決は必ずしも悪いとはいえません, 短時間で合意形成できるので, 時間がない場合の手段としては有効な面もあります。とはいえ, 負けた方は納得しきれない面もあるので, 最終的にはベストな方法とはいえません。 上司が独断で何かの決定をするのも,
WIN-LOSEといえますね。あなたも上司が独断で決めた決定では, やる気がでないでしょう? - 2.LOSE-WINとは,
自分が負け, 相手が勝ちという方法です。 - 3.WIN-WINとは,
あなたも勝ち, 私も勝ちという概念です。
譲歩などがこれにあたります。強引な顧客に根負けしあきらめてしまう。これも負けた側の納得感は少なく,
WIN-LOSEもLOSE-WINもどちらも
あなたも,
例えば,
顧客も今回の価格交渉ではWINだったかもしれませんが,
逆の例もあります。開発側が利益をかなり上乗せしての受注したケースです。一見WINのようだけれども長く付き合っていくうちに,
WIN-LOSEもLOSE-WINも力関係に頼った合意形成の方法です。力関係で勝っても,
一方,
WIN-WINは