GTDでお仕事カイゼン!

第9回誰でも始められるGTD+R(4) アイテムの工夫

今回は、GTD+Rのアイテムを工夫した実践的な使い方についてご紹介したいと思います。アイデアの多くは、実際にGTD+Rを実践されている方からの情報を頂きました。皆さん、ありがとうございます。

偽ロディアを使う

ロディア No.11は定価が1冊189円なので、1枚1タスクとして利用すると「もったいない」と思われる方も多いようです。このように大人使いができない方の中には、ロディアの偽者?を使っている人もいるそうです。

サイズはどちらもA7サイズ

サイズはどちらもA7サイズ

この偽ロディアは、100円ショップで販売されている商品なのですが、見た目がロディアとソックリに作られています。そして、A7サイズの5mm方眼でミシン目もちゃんとついています。⁠筆者は、ダイソーで入手しました)

紙質や方眼の色が若干異なる(左⁠⁠、MADE IN FRANCEとMADE IN JAPAN(右)
紙質や方眼の色が若干異なる MADE IN FRANCEとMADE IN JAPAN

最近の100円ショップは、なんでも揃うのでスゴイですね。

偽ロディアについては、手帳2.0さんのサイトで紹介されていました。

筆者が、偽ロディアを使ってみた感想ですが、やはり紙質が少し劣っているのと、切れ味が良くないと感じました。しかし、GTD+Rのタスクシートとして使い始めるには問題ないと思います。もちろん筆者は、本物のロディアをオススメします。

スワンタッチを使う

ロディアにタスクを書き出す場合、1枚毎切り取っていると非効率です。ある程度、書き溜めてから切り取るようにしたいですよね。

そこで利用したいのが、⁠スワンタッチ」※1という便利な"しおり"です。

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スワンタッチは、本のしおりとして「どこまで読んだかな?」の目印を付けておく時に使います。これをロディアで使うと「どこまで書いたかな?」の目印になります。

使い方は、ロディアの背表紙の部分にスワンタッチを挟んで固定します。

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そして、スワンタッチのクチバシ部分をロディアの先頭ページに引っ掛けます。

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書いたメモをめくると自動的にくちばしが次のページで引っ掛かります。

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これで、スワンタッチのクチバシ部分を目印にして素早くメモするページを開くことができます。

ロディアケース

ロディアを普段から持ち歩くようになると、ケースが欲しくなってきます。ロディアケースには、縦開きタイプや横開きタイプ、革製や布製など、いろいろな種類があります。

筆者は、AssistOnで販売されている「YMSK 名刺&メモ・ホルダー」を愛用しています。

ロディアケース「YMSK 名刺&メモ・ホルダー」
ロディアケース「YMSK 名刺&メモ・ホルダー」

気に入っている点は、名刺と一緒にロディアを持ち運べる所と、ケース本体は手触りの良い上質なヌメ革で作られているので手に馴染んでくる所です。

他にも、いろいろなロディアケースが販売されているので、自分の好きなケースを探してみるのも楽しいですよ。

Moleskine メモ・ポケッツ

GTD+Rのポケットは自分で折り紙をして作りますが、もっと高級感のあるポケットにしたいという方は、Moleskineのメモ・ポケッツが最適です。

Moleskine メモ・ポケッツ
Moleskine メモ・ポケッツ

メモ・ポケッツは、ハードカバーを開くと6つの仕切りがあるので、そこにタスクシートを収納できます。サイズもぴったりなので、仕切り毎にTODAYやWEEK、MONTHとして使い分ければ、GTD+R的な使い方ができると思います。

6つの仕切り
6つの仕切り

メモ・ポケッツとGTD+Rを組み合わせた「GTD+R+M」という手法を、シリアル・ポップ2さんのサイトで紹介されています。

GTD+Rはアナログ的な手法ですが、アイテムをいろいろと工夫することで、自分に合った使い方ができると思います。こだわりを持つことが、GTDを続けていく動機付けになると思います。

次回は、連載最終回ということで、GTD+Rの究極のテクニックをご紹介したいと思います。

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