今回から2回にわたり,
まず質問をさせてください。
「自分が作ったファイルがいつ,
Web 2.
元々,
“あちら側”
Web 2. 0以降の進化
前段で書きましたように,
Web 2.
情報検索側はこの集合に対して
Amazonの
「Googleブックス」 の脅威
図書館に行き書籍を調べる際,
しかし,
業務スタイルの変化
では,
- 集合知,
Twitter ソーシャルブックマークも当初にはない情報検索の手段ですが,
最近ではTwitterがその代表かもしれません。私の回りでも採用に利用したり, セミナー集客に利用したり, 「つぶやき」 というゆるいコラボレーションを超えて活用されています。これも緩やかなコミュニティという仕組みと, 多くの 「つぶやき」 の中から有効な情報を選択する参加者がいてこそ成り立っているのではないでしょうか。 ここで改めて気づく点があります。Web 2.
0以降の主体は, 「参加者」 なのだろうということです。参加者が仕組みを維持, 活性化, 進化させています。 - 必須ツールとモバイル
また,
従来からのコラボレーション, コミュニケーションツールとしてグループウェアやメーラがあります。 「コラボレーション」 は “共有による付加価値の生成” が目的と考えるならば, 共有, 伝達そのものを目的とする 「コミュニケーション」 の粋に留まるかも知れません。いずれにしても, これらはビジネスに定着しており, 利用機器は企業内, 屋内のデスクトップから携帯電話, スマートフォン, ノートPCなどのモバイルに拡大しています。情報がネットでつながっている中, 作業時間, 環境の多様化からその情報に対するアクセスニーズがこういった広がりを後押ししています。 良い悪いに関わらず,
インターネット, Webを抜きにして業務遂行はできない状況に益々進むでしょう。飲み込まれまいと思っても仕方ないことです。 「いつもネットがつながっていて気が休まらない, 追いかけられている」 といった感覚があるかもしれません。しかし, 逆に “利用する” 方向に目を向けるべきで, 必要のない情報に惑わされない, 目的の情報を素早く手に入れる整理術を持つことが大切でしょう。