こんにちは、スマレジの山本です。7月1日にスマレジは「スマレジ2」へとバージョンアップしますのでご期待ください。
自社PRはさておき、前回書いたau WALLETについて、某決済代行会社の社長さんとお話する機会があり、そこで「au WALLET って、一般的な電子マネーよりすごく可能性あるよね」という話しになりました。
ここで言う「一般的な電子マネー」は、簡単にいうとSuicaやnanacoのようなものです。現金のかわりに、ICカードやおサイフケータイなどでピッとかざして支払いするやつです。
電車に乗るときなんて、皆さん便利さを実感していますよね。昔は駅で切符を買って、改札で駅員さんに消印を押してもらっていたんですから、随分便利になりました。
だけど、そんな便利な電子マネーにも欠点があるんです。それは読み取り機が必要なことです。読み取り機がないと、電子マネーは使えません。
スマレジの統計データでは、支払い方法の内訳は以下のような感じです(※)。
現金が圧倒的に多く、つぎにクレジットカードです。だから電子マネーを普及させようとする場合、利用する人を増やすことと同時に利用できるお店も増やさないと「便利だな」と思わないんですね。
前置きが長くなりましたが、au WALLET は電子マネーだけど支払いはクレジットカードと同じ方式なので、クレジットカードが使えるお店(正確には Master Cardが使えるお店)なら利用できるんです。それが冒頭に「可能性がある」と言った理由ですね。
電子マネー
Suicaなどの交通系IC、nanaco、WAONなどの大手リテール系の電子マネーは、一般的に馴染みがあると思います。
交通系の電子マネーなら、各種交通機関で利用できますし、大手リテール系の電子マネーは、大手ショッピングセンターやコンビニなどで利用できます。だけど、スマレジの統計データにもあるように、それ以外の場所では利用できないのが実情でしょう。
デビットカード
あまり日本では馴染みがないデビットカードですが、中国では“銀聯カード”が普及しているようです。日本では、デビット機能をクレジットカード決済方式で利用できるカードが登場しており、それらはクレジットカードを使う要領で、じぶんの口座の預金から支払うため、便利です。
僕は、りそな銀行のVisaデビットというカードを使用しています。普通預金から現金を定期的に引き出しするのではなく、(Visaデビットつき)キャッシュカードでそのままお会計するため、かなり便利です。
まとめ
現実として、現金にかわる決済手段としてクレジットカードが最も普及しているのは間違いないでしょう。ですから、現時点においては 電子マネーやデビットカードも、クレジットカード決済の仕組みを利用したものは、(使えるお店が非常に多いため)便利だと感じるでしょう。
今後まだまだ現金にかわる決済手段は進化してゆくでしょう。楽しみですね。
ではまた。