Yahoo!のどのカテゴリに属するのか表示されます。
公式サイト・勝手サイトの区別なく、Yahoo!での審査の上適切なカテゴリに分類されており、カテゴリの表示の有無やカテゴリの内容でも、ある程度サイトの質・内容を知る事が出来ます。
2.ニュースを調べるならGoogle
特定のニュースに関する検索を行う場合は、Google検索を利用しています。
- [検索結果表示内容]
- ニュースタイトル - ニュースソース
Googleがニュースを検索するのに便利なのは、検索結果のトップページに、ニュースタイトル・ニュースソースが表示されるためです。各社で異なるタイトルを見比べてタイトルからどんな内容が考えられるか、判断したり、好きな新聞社の記事を選んで閲覧を行う事が出来ます。
3.様々な切り口で情報を知りたい時はfroute
Yahoo!やGoogleで十分な情報が得られない場合、辞書、ニュース、動画など様々な切り口で検索結果を表示してくれるfrouteを利用しています。
他のサイトと比較して、検索結果ページが賑やかな構成となっているため、慣れるまでの時間はかかります。しかし、検索しているワードと関係なく、『今話題の検索ワード』も表示されるため、自分が行った検索以外の情報収集のキッカケとなります。
検索をより便利に使う3つのヒント
PCでは、Webブラウザのツールバー上に検索ワードを入力することで、各検索エンジンのトップページにアクセスする事無く、ダイレクトに検索エンジンを利用する事が一般的になっています。
対応している機種は限られますが、ケータイでも検索を便利に利用することができる3つの方法があります。
(1)検索専用ボタンを利用する
docomoのF906iや、F-01A等の機種に備えられている、検索専用ボタン(『サーチキー』)から、検索ワード窓を表示させ、インターネットの検索結果をダイレクトに表示させる事が可能です。
この検索専用ボタンは、検索用に独立したキーのため、ユーザがどんな操作をしていても検索を実行する事が出来る、非常に便利な機能ですので、該当する機種をご利用の方は是非活用してください。
『思い立ったときにすぐに検索できる』が実現できるため、2倍も3倍も検索が便利になると思います。
(2)待受画面上に検索エンジンのショートカットを設定する
docomoから発売されているNEC製端末などに搭載されている、ウェブページへのアクセスするショートカットを待受け画面上に表示する機能です。
各種の検索エンジンにアクセスする方法としては、ブックマークからのアクセスが最も汎用的な方法ですが、「多数あるブックマークの中から、ユーザが目的のブックマークを発見してアクセスする」というのは実は敷居が高いのでは?と考えています。このショートカット機能のように、よく使うサイトへのアクセスを便利にする機能は、今後より普及して欲しい機能です。
(3)ウィジェットから検索を実行する
待受画面に必要な情報を表示できる『ウィジェット』として、Yahoo!検索、かんたん検索など、各種の検索エンジンを利用する事が出来るウィジェットが提供されています。
ブックマークから検索エンジンにアクセスするより、待受画面上から直接検索エンジンにアクセスする方が、素早く検索結果を得る事が出来ます。
待受画面から検索エンジンにアクセスする事が出来るのは便利ですが、検索専用ボタンを備えている機種と比較すると、一旦待受画面に戻る操作が発生する分、少し手間がかかってしまいます。
検索以外のウィジェットの活用については、第11回の『ウィジェットハック』をご参照ください。
ケータイ検索はまだまだ進化する
筆者がケータイで検索を行う場合、PCで検索するのと比較してより速報的な情報が欲しい事が多いのですが、速報性の高い情報のソースとして、Blog、SNS、Twitterなどの例があげられるのですが、これらの情報を横断的に検索する方法が無く、『ケータイだからこそ必要な、速報性の高い情報』を表示するための仕組みが弱いように感じています。
検索技術はもともとサイト数が多かったPCを中心に発展しており、ケータイサイトでの検索はまだまだ発展途上にあると認識していますが、ケータイのインターネット利用者数は既にPCを上回っており、ケータイで実現可能な事は、これからもどんどんケータイに利用がシフトしていく事が予想されるため、ケータイ向けの検索技術の革新が、ケータイからのインターネット利用をより便利にするためには必須となるでしょう。
連載の終わりに
13回に渡った本連載も、今回が最終回となります。
本連載ではケータイを便利に使うための工夫を紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?PCのQWERTYキーボードに慣れていると、10キーを中心としたケータイの操作は慣れるまでイライラする事も多いかと思いますが、ケータイの通信速度やハードウェアの機能だけでなく、各種サービスのケータイ対応も急速に進んでいますので、ケータイの活用によってより快適な生活を送る事ができるようになりますので、ぜひ生活の中にケータイを取り入れ、活用していただきたいと思います。
最後に、連載に関わって頂いた技術評論社の方々、協力して頂いた同僚・友人、ご愛読頂いた方々に感謝致します。