5年ほど前に、お台場で開かれるデザインフェスタというブースを借りてそこでアート作品を展示したり売ったりするというイベントに出展したことがあります。

優れたアート能力を持ち合わせていない駄馬の集まりだったオモコロ編集部は、ノリで参加することになったことを深く後悔しながら、それでも出展日が近づいてくるため泣く泣く必死で自分たちが創り出せるモノってなんだろうと頭をひねったり砕いたりしたものです。

その中で生まれた作品がこちら。

「偽3Dメガネ」です。

厚紙をメガネの形に切り抜いて、レンズ部分を赤と青のセロハンの代わりに赤と青のマジックで塗ってそれっぽくしました。当然、かけると前は見えません。

これを1つ200円という妙に腹立たしい値段で販売してたら、なんでか6万円くらい売れました。

世の中って終わってるな、そう思いました。

編集部注：

世の中云々言う前に、この連載が終わらないよう気をつけろ！