シモダテツヤのIT四コマふんわり劇場

第70回嗅ぎまくり、匂いつき消しゴム

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先日、知人宅でお喋りをしているときに小学校のころにしてたことの話になりまして、⁠あったあった!」なんて小学生あるあるで大変盛り上がっていたのですが、そのときに匂いつき消しゴムを喰ってた嫌な思い出も一緒に蘇りました。

イチゴの匂いだとか、ぶどうの匂いだとか、嗅いでるだけで算数の時間がすぐに終わる魔法の消しゴムが皆さんの小学校と同じように僕の小学校でも流行っておりまして、当時は学校だけでなく家に帰っても気が狂ったように嗅ぎまくっておりました。

でも、さすがに通知簿が「もっとがんばろう」で埋め尽くされていた僕でも「食べ物ではない。これはゴム。」という常識はわかっておりましたので口に含むことはなかったのですが、小学校4年生のときに転校してきた子に一目惚れをして、その子が何気なくくれた匂いつき消しゴムは、なんと言いますか、眺めているだけでは満足できずに、喰ったわけです。

しかも書いているうちに徐々に思い出が鮮明になってきたのですが、あれだ、匂いすら付いてませんでした。MONO消しゴムでした。白かった。あと吐いた。

そんな小話を、知人宅で匂いつき消しゴム話で盛り上がっているときに言い出せなかったのでここで書かせてもらいました。すっきりして、さらに原稿料がもらえるなんて、なんて素敵なことなのでしょう。

編集部注:
原稿料で、匂いつき消しゴムたくさん買いなよ。でも食うなよ。

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