2011年もあと少しで終わるので、自宅のリビングでカチカチになった踵をさわりながら今年一年、会社でやってきたことを振り返っていたのですが、オリジナルカレーの開発・販売のためインド人シェフを招いてそのアドバイスを無視したり、雑誌連載のために取引先に熱湯や消化器をぶっかけたり、ヤンキーにシメさせながらIT業界の有名人の対談を作ったり、その撮影のために無理矢理バイト君にパンチパーマを当ててお母様を悲しませたりとロクなことしてなかったです。むしろ会社が何かを仕掛けるたびに誰かを不幸にしている。犠牲となったパンチパーマのバイト君なんかは、オプションで眉を失くされ、ソリまで入っていたのでコンビニ前で本物の中学生ヤンキーに絡まれないように常にニットを深々とかぶっておりました。
3月の震災があったときは日本中自粛ムードが漂い、うちのようなふざけている仕事しかできない会社としては、翌日から食べられる雑草を探す会社になりかねなかったのですが、情けをかけてくれる方々のおかげでなんとか年を越せそうなのでホッと胸と尻を撫でおろしております。
2012年度は、心を入れ替え、世の中のためにパンチパーマをきつめに当てられる会社を目指していきます。