Googleケータイ、世に現る

第21回ケースって、どうされていますか?

今回はHT-03のケースをはじめ、アクセサリ関係についてお話しします。

ハッピーバースデーAndroid

HT-03AのAndroid 1.6へのアップデートが、ようやく始まりました!!

この原稿を執筆している時点では、私のHT-03Aにアップデートの通知は来ていませんが、アップデートが終わったら、この連載で詳細をご紹介します。

さて、2009年10月末でAndroidが世に登場して1年が経ちます。

ベテランの風格を感じさせるAndroidですが、ようやく1歳の誕生日を向かえたところです。これまでの一年は、どちらかと言えば、話題先行でしたが、これからの一年は、実利が重視される勝負の一年になると考えているので、この連載でも「使えるのか?」をポイントにAndroidを取り上げて行きます。

ケースって、どうされていますか?

今回も、私の利用環境をご紹介したいと思います。

HT-03Aが発売されて時間が経過したので、発売当初は、ほとんど選択肢がなかったアクセサリ群が、本体ケースや画面フィルムであれば選択できるようになってきました。

ケースに拘りを思っている方も多いと思います。

私自身もスマートフォンの祖先であるPDAを持ち歩いていたころは、あつらえたケースに入れて持ち運ぶこともありましたが、スマートフォンへと進化してからは、電話がかかって来た時に、すぐに取り出せることを重視して、あつらえたケースに入れて持ち運ぶ機会も少なくなりました。

HT-03Aのような小物は、丁寧に扱っているつもりでも、しらない間にダメージを受けることがあります。所詮道具、本体のダメージは勲章と考えて使い倒すのも悪くはないのですが、身につけて持ち歩く物だけに、綺麗な姿であってほしいので、私には欠かすことができないアイテムです。

ケースを選定する

選択肢がなかったので、これまでは手持ちのカメラケースにHT-03Aを入れていたのですが、使うたびに取り出すのが面倒でした。しかし、最近は選択肢が増えたので、専用ケースの購入を検討し始めました。

まず、検討したのは、シリコン素材でできたケースです。

iPhoneでは、シリコンケースを使っており、真っ先に思い浮かんだのですが、この素材のケースは、長期間使っていると液晶画面の縁やコネクタ周りがグダッとして緩くなり、見た目が悪くなるのが難点に感じていました。こうしたネガティブな部分があったとしても、シリコンケースは、滑り止めの効果や装着が簡単だったりとメリットも沢山あるので、気に入る物があれば入手を検討しましたが、良い物を見つけることができず購入までに至りませんでした。

次に検討したのがクリア素材のハードケースです。

本体に覆い被せるハードケースは、iPhoneでも使ったことがありませんが、本体を鞄の中に放り込んで持ち歩くようなラフな扱いをしても、本体に傷が付くようなことは無さそうだし、先で書いたようにケースがグダッとした感じにならないだろうと考えました。

いくつか検討したのですが、私は、京都のビザビさんから「クリアケース for HT-03A」を購入しました。決め手は、こうしたグッズを販売する老舗であることと、1,000円以内の980円で購入できることです。この価格であれば、消耗品と割り切って、半年サイクルで買い換えるなんてのも考えられます。

図1 クリアケースは、前面と背面とツーピースになっている。
図1 クリアケースは、前面と背面とツーピースになっている。

クリアケースの使用感

購入したクリアケースは、本体の前面用と背面用のツーピースになっており、前面用の爪が背面用に引っかかって合わさり本体に装着されます。前面用は、画面の縁の部分が華奢な感じで割れるのではないかと不安になり、慎重に取り扱いましたが、背面用と合わさると十分な強度が出ます。

ケースの縁にバリが気になる箇所がありましたが、カッターナイフで軽く削ってやれば、解消できる程度なので、私は価格のわりに十分な仕上がりと感じています。

私は、このケースを1ヵ月程使っています。

多くは、ワイシャツの胸ポケットがバックのポケットに入れて、持ち運んでいますが、いまのところ割れるようなトラブルもありません。HT-03A本体背面のカメラ周辺にヒビが入る等のトラブルに遭遇しているユーザーも居るようですが、私がそうした目に遭わないのも、このケースに入れているおかげかもしれません。

このケース、一つ難があり、一度、装着すると取り外すのが難しいのです。

ビザビさんのホームページでは、イラスト入りで取り外し方が説明されていますが、説明どおりに取り外そうとすると、先で紹介したように本体前面の画面縁が割れてしまいそうで思い切って取り外すことができません。私が何度か試行錯誤した結果、ケースを止めている爪付近のスキマにクリップを差し込んで、広げてやると簡単に取り外すことができます。ケース片側、2ヵ所の爪をクリップで開ければ、もう一方の片側は簡単に取り外すことができます。

図2 爪の部分にクリップを入れて、こじるように開けると簡単に取り外すことができる。
図2 爪の部分にクリップを入れて、こじるように開けると簡単に取り外すことができる。
図3 本体にケースを装着したところ。厚みは増すが持ちづらいことはない。
図3 本体にケースを装着したところ。厚みは増すが持ちづらいことはない。

バリエーション展開があれば…

私は飽き性で、半年くらいでケースを買い換えます(笑⁠⁠。

今回購入したクリアケースは、なかなか気に入っていますが、再度、同じ物を購入するのも面白味に欠けるので、可能であれば、カラーバリエーションを検討して頂けると、ケースを選ぶ楽しみが出て面白いのではないかと思います。

HT-03Aの場合、iPhoneと違い、数多くの販売ができないと思うので、こうしたバリエーションを期待するのは酷かもしれませんが、スマートフォンは、日々身につけて持ち歩く物なので、ケースと言えども、持ち主の個性というか趣向を上手く反映できるようになれば、面白いのではないでしょうか。

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