中国人の彼はプロフェッサーでサイエンティストでカンファレンス出席のためにハワイへ向かってるんだとわかる程度には話せるようになり、いよいよハワイへ到着。よい1日を～などと言葉を交わし、家族を連れて向かった先はAlamoレンタカーでした。

ツアー申し込みとかバスチャーターとかめんどっちいことこの上ないので、ここで車を借りて、好きなとこへ好きな時に行く旅行にするのです。

あらかじめ日本で予約しておいたので、チェックイン作業もスムーズに…とはいかず、「⁠この予約でお願い」という声に対してひと通り「あれはいらないか」「⁠このオプションはどうだ」「⁠車種のアップグレードは？」というセールスがあり、それを断ってクレジットカードを渡し会計。なぜか合計金額を告げず、会計後の用紙を妻の側に渡すのが不思議だったので、「⁠この予約と金額と同じだよね？」と聞いたら「いえすせいむぷらいす」っつーから信用したのに、その後妻に渡された用紙を確認してみたらしれっとロードサービス追加してやがんの。6,000円ぐらい金額も違ってる。

もちろん「あいどんとうおんとろーどさーびす」ってお願いして、削除ですよ。

今回の旅行では、事前にネットで見た感じなんとなくハワイのレンタカー会社は信用ならんなーと思ってたので気づきましたけど、それなかったら気づかんねこれと。油断ならんですハワイ。

んでもって、同じく「信用ならんから」という理由で今回はタイヤゲージも持参してきてたりして。目星をつけた車に荷物を積み込んで、出発前に念のため空気圧測ってみたら、右後輪だけがやたら低い。「⁠空気入れてよ」って言ったら「だったら他のにしろ」とか言われたので、他のを測ってみたらそれはそれでめちゃ低い。

だったらこれでいいやもうって出発したんですけど、考えてみたら1輪だけ極端に空気圧低いって、パンクが疑われますやね。失敗したかなー…と後で気づいた。

車を借りて向かった先はアラモアナショッピングセンター。うちのiPhoneくんにはSygicという海外マップにも対応したナビソフトが入っているのです。なので車のダッシュボードに固定して、iPhoneくんの指示に従って走るのみ。便利な時代になったもんです。

ただ、今回はなぜかiPhoneくんの指示がうまく聞き取れない。俺の英語力でも「ごーすとれーと」とか「たーんらいと」とかはわかるようになってたはずなのに。

それでもなんとかたどり着いて確認したら、指示がインドネシアの言葉に設定されてました。わかるかー！ってことで英語に設定しなおし。

で、アラモアナですよ。

ここへ来た目的は「ブランドショップでお買い物」ではなくて、AT&Tショップに来たかったから。うちのiPhoneくんはsimフリー機でもあるiPhoneくんなので、現地でAT&Tショップに行って「これ使いたいからsimごとちょーだい」って言えば、sim代無料でひと月使い放題契約が結べて使えるようにできるのです。

テザリングなしだと＄45。ありにすると＄60。8日程度の滞在で＄60は少しためらうところもありましたが、ホテルのネット回線がどの程度使い物になるか確認できていないので、リスクを避ける意味で差額の＄15をケチるのはやめました。

あとついでにプリペイドケータイも2台購入。こっちは家族に持たせる用で、本体＄10/個、通話し放題が「ミニマムペイメントがどうたら～」ってので＄25/台。確かもっと安いのウォルマートかラジオシャックにあったよなーと思ったんだけど、「⁠探す時間ももったいないし」と家族に言われてこれに決定。

「うーんパンクしてないよなー？」と不安の残る右後輪の空気圧を再度測って、回線が開通したことでナビ機能だけじゃなくて近隣検索機能まで兼ね備えた最強iPhoneを手にホテルへと再出発。

この日は時差ボケもあって、子どもたちも気がついたら寝落ちしちゃってるしで、まず体調を整えましょうとホテルのプールサイドで晩飯食って酒飲んでと、のんびり過ごして1日を終えました。