2in1 PCと旅する絵日記 in Hawaii

第5日目 カマカ工場見学にリトライ!

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なんだか運の巡りが良くなってきた気がするぞ、そんなことを思って明けた5日目は、昨日空振りに終わってしまったカマカ本社のウクレレ工場見学へと再度お出かけでした。足は当然のごとくレンタカー。

出発前に「一応念のために」と測ってみた空気圧は、もちろん4輪ともばっちり。それだけではなく、なんか走り出してみると、やけにしっくりくる感がある。具体的にはサイドミラーがすごく見やすい。少し小さくなった車幅のおかげか、視線を左右に送る距離が自分の中でかなりしっくりくる案配なのです。

いやいやそればかりか、⁠なんかしょぼくなった」と感じたスマートキーの件にしても、むしろリモコンキーの方が操作がわかりやすくて、これも使っててしっくりくる。車内オーディオに至っては、Ford車がBluetoothデバイスの音声をなぜかうまく出力できなかったのと違って、あっさりとiPhoneの音声を車内オーディオで鳴らすことができて命綱のナビもばっちりだし、Bluetoothの自動接続も安定してるし、その時の音量もソースごとにちゃんと記憶・再現してくれるしと…。

あれ、なにこれ、むしろいい感じ?

Chevrolet車に搭載されているMyLink。そういえば昨年デンバーへ行った際に借りた車もChevroletで、これを便利に使ってたのでした。
Chevrolet車に搭載されているMyLink。そういえば昨年デンバーへ行った際に借りた車もChevroletで、これを便利に使ってたのでした。

そんな、昨日とはまったく異なる精神状態でカマカ本社に到着。今度はバッチリ店舗もオープンしてました。

中に入って工場見学したい旨を告げると、⁠10時半からはじまるので待ってて」と。これも予定通り。待ってる間は飾られているウクレレと価格表を見て、義母の希望に叶うか相談して時間をつぶします。

でね、時間になって工場見学がはじまったんですけども。

小さな店舗に入りきらないぐらいの人が来て、カマカ社の2代目さんがウクレレの歴史を熱弁。その後工場見学へと移ったら、ひとつひとつの工程を丁寧に、時に歴史を交え実物を示しながら、なんならペタペタさわったりしながら、本当に⁠工場見学⁠ってやつをさせてくれるじゃないですか。

オレ、ちょっと工場覗いて「はい、こんな感じで作ってますよ」レベルで終わるのかと思ってた。これはすごいわ、行って良かった。

丁寧に手作業で作られる様や、創業99年の歴史の中でウクレレのサイズに変遷がありながらも、奏でる音は昔も今も変わらず同じ(実際に鳴らしてくれた)あたりは、京都の伝統民芸品にも通ずるよう。それでいて、今も一線級の音をこの小さいナリで奏でる様は、何かガジェットを愛でるような「いいもの持ってるぜ感」もあり。

工場の見学をしたことで、ますますウクレレという楽器が好ましく思えるようになりました。

カマカ社の2代目がウクレレの歴史を熱弁。笑いあり。ただし英語だから1/4くらいしか聞き取れず。
カマカ社の2代目がウクレレの歴史を熱弁。笑いあり。ただし英語だから1/4くらいしか聞き取れず。
工場見学は2代目の息子さんが丁寧に引率してくれました。こっちは実物を指しながらなので、英語が苦手でも問題なし。実際の工程を見てると、⁠いいモノ感」がすごいですよ。
工場見学は2代目の息子さんが丁寧に引率してくれました。こっちは実物を指しながらなので、英語が苦手でも問題なし。実際の工程を見てると、「いいモノ感」がすごいですよ。

本社では注文からお渡しまで5週間かかるとのことだったので、近隣で在庫の置いてあるショップを教えてもらってテナーウクレレを1本お買い上げ(義母が⁠⁠。そのまま午後は二手に分かれて、自分は息子と一日海でのんびり波とたわむれることに。

息子が「もう帰ろう~」と言い出すまで徹底的に付き合った後、もう一方の買い物組を迎えに行くかと、車を取りに駐車場へ向かった時でした。

ふと「あ、そういえばサングラス戻ってるとしたら今日だな」と思い至ったのです。それで、件のAlamoレンタカー営業所へと、出発前にちょっと立ち寄ってみたところ…。

サングラスあったああああああああああ!

巡ってきてる。やっぱり運がこっちに巡ってきてますよ。やったあ!

めでたく手元に戻ってきたサングラス。受付で聞いたら、奥の人が笑いながら顔から外して持ってきてくれたので、多分持ち主が出てこなかったらあの人のものになる話がなされていた模様。
めでたく手元に戻ってきたサングラス。受付で聞いたら、奥の人が笑いながら顔から外して持ってきてくれたので、多分持ち主が出てこなかったらあの人のものになる話がなされていた模様。

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