Software Design 2014年10月号
2014年9月18日紙版発売
2014年9月18日電子版発売
B5判/204ページ
定価1,342円(本体1,220円+税10%)
ただいま弊社在庫はございません。
今号の特集概要
第1特集
言語仕様・開発環境・デバッグ機能
今ふたたびのJava
1996年に公開されて以来,Javaは今でも機能が追加/改善されています。2014年3月にはJavaSE 8(以下,Java 8)もリリースされました。しかし,ユーザ数の多いプログラミング言語だけあって,基本的な文法だけでコーディングしている初心者や,昔ながらの機能だけでずっと開発しているベテランなど,新しい機能を使いこなせていない人もいるかもしれません。
本特集では,プログラミング技法,統合開発環境,トラブルシューティングのそれぞれにおいて,Javaの新しい便利な機能をあらためて整理します。この機会に,「自分はJavaの力を発揮しきれているか」を確認してみてください。
第2特集
x86サーバハードウェア入門
サーバの目利きになる方法[前編]
クラウドが普及し当たり前のものになり,サーバを買う前にインスタンスを買う昨今。ビジネスのスピードが上がり,すぐに対応できるクラウドサービスは魅力的ですが,エンジニアとしては隅々まで自分の理解をめぐらせておきたいものです。ブラックボックスになってしまったシステムはとくにそうです。中身を知りたいのが性(さが)といえましょう。
本特集は,クラウドだって物理的なサーバがなければ成り立たないよね!--というスタンスで,x86サーバの機能を総点検します。ハードウェアとその機能をしっかりと押さえることで「目利き」になりましょう。前編では,サーバの心臓部であるプロセッサとシステムメモリと拡張バスであるPCI Expressを解説します。次号の後編では,ネットワークとストレージを解説する予定です。システムを隅々まで知りたい--エンジニアの知的好奇心と根源的欲求を満たしましょう!
一般記事
オーケストレーションツールSerf・Consul入門
[Consul編]
開発や運用の流れを最適化しようという機運が高まりつつある中で,オーケストレーションツールとしてシステム全体に一斉に処理を行う「Serf」と,サービス単位での検出や監視を通し,オーケストレーションを支援する「Consul」が登場しました。本企画では2回にわたってそれぞれを解説します。今回は,「Consul」について解説します。
一般記事
SoftLayerを使ってみませんか?
【2】サーバ構築の実際(その1)
IBMが満を持してサービスを開始したクラウドサービス「SoftLayer」を紹介します。前回では,SoftLayerでトライアルキャンペーンを利用して物理サーバを起動するまでを説明しました。今回はSoftLayer上で実際にサーバを構築するうえでのヒントやAPIの簡単な説明,そしてネットワークについて解説します。
一般記事
[実力検証]NICをまとめて高速通信!
【後編】リンク・アグリゲーションの実力は?
ネットワークを行き来するデータは増え続け,インフラ担当者には常に高速化が要求されます。より高速な通信機器に交換できればよいですが,立ちはだかるのはコストの壁です。そこで以前からある手法,「チーミング」を再考してみましょう。本稿では前後編に分け,チーミングの手法と特性,そしてどの程度の高速化が見込めるのかを実験によって検証していきます。後編となる今回は,8本の1000BASE-Tを束ねた環境でのベンチマーク結果を解説します。