Software Design 2021年2月号
2021年1月18日紙版発売
2021年1月18日電子版発売
B5判/184ページ
定価1,342円(本体1,220円+税10%)
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今号の特集概要
第1特集
Web API設計・開発入門
公開・運用も見据えたベターなやり方とは
「Web API」という言葉が指す技術の利用範囲は広く,組織や開発チームの中だけで使用するものから,社外に公開して幅広いユーザーに利用してもらうものまでさまざまです。最近ではマイクロサービスアーキテクチャにおけるサービス同士ののりづけを行うものとしても注目されています。今後ますます必要とされる技術分野ですが,ベストなやり方がまだ確立されておらず,手探り状態の組織,チームは多いのではないでしょうか。
本特集で取り上げるのは,外部に公開して世界中のユーザーを対象とするWeb APIです。Web APIを目的・認証の有無で分類し整理したあとは,設計→開発→公開・運用のステップごとに押さえておくべき知識,知っておくと得するノウハウを紹介します。併せて,Web APIの設計と開発で最重要とも言える「REST」の考え方についても詳解します。
第2特集
「何からやるか,どこからやるか」がわかる
システム監視の始め方・続け方
システムの異常を検知して対処・復旧にあたる──システム監視の目的は,実際はそれだけに限りません。近年では,Webサービスの価値を継続的に計測し,改善するための手法として認知されてきています。
しかし,「何を監視するか」「まず何に着手すべきか」といった具体的な設計はサービスによりまちまちで,実践に移すのが難しい分野ともいえます。そこで本特集では,観測対象の数値やデータ,アラートの適切な設定,インシデントへの備えなどについて,どのように検討の道筋をつければ良いかを解説します。実際の監視のイメージをつかむために,監視SaaS「Datadog」によるメトリクス取得,アラート発呼のハンズオンも行います。