Software Design 2022年6月号
2022年5月18日紙版発売
2022年5月18日電子版発売
B5判/184ページ
定価1,342円(本体1,220円+税10%)
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今号の特集概要
第1特集
シェルの基本大全
どんな環境でも迷わない・困らない知識
プログラマーでもインフラエンジニアでも,ITエンジニアであれば何かしらCLI(コマンドラインインターフェース)からシェルを使います。簡単なファイル操作や設定ファイルの編集くらいはサッとこなしたいものです。
また,シェルは多少の違いこそあれ,LinuxにもmacOSにもWindows(WSL)にも,今やどのOSにも入っています。自分のPC以外で作業することになってもシェルの環境設定を熟知していれば,その違いを認識したうえでハマることなく作業できますし,自分のPCと同じ設定にカスタマイズしたうえで使うことも可能です。
本特集では,シェルの基本機能と設定に関する知識を学ぶことで,どの環境でも通用するCLI力の習得をめざします。
第2特集
後悔しないAWSデータベースの選び方
RDSとDynamoDB,使い分けのポイントを徹底解説
AWSのデータベースサービスの中でもとくに人気のある,WSRDBMSの「Amazon RDS」とキーバリュー型NoSQLの「Amazon DynamoDB」は,データベースとしての特性や設計思想が異なることから,それぞれ違った目的で使われます。では,要件に応じてどのように使い分ければよいでしょうか?
ひとまずRDBを使っておくのが無難なのか,実はNoSQLのほうがパフォーマンスを出せるのか……プロダクト開発で使うなら何としても事前に理解しておきたいところです。
本特集では「そもそもRDBとは何か,NoSQLとは何か」という前提知識に始まり,RDB/NoSQLの特性をもとにした得意・不得意な分野や,具体的なユースケースなどを解説します。
第3特集
不思議の国のSE用語
一人前のエンジニアになる方法
「そのプロセス,殺しておいて。親が死ねば大丈夫だけど,ダメなら子から順番に」と衝撃の言葉で始まったあなたの新社会人生活。おかしい……,あなたが入社した会社は流行りの暗殺専門学校ではないはずです。確かに切った貼った(コピー&ペースト)はありますが……。本特集ではそんなあなたの混乱をいくらか和らげるような,不思議の国ともいうべきIT業界を,独特な言葉遣いの面から少しばかり,それでいてたっぷりと紹介します。
短期連載
新生「Ansible」徹底解説
[1]Ansibleとは
新しくなったAnsibleについて,初心者の方から経験者の方までを対象に,概要から,新旧の変更点,基本の使い方,新機能の活用方法,そして応用まで幅広い内容をお届けする短期連載です。第1回は,Ansibleは何ができるソフトウェアで,実際にどのように使われており,現場の課題をどのように解決しているのか解説します。
短期連載
HashiCorp Vaultではじめるシークレット管理
[最終回]KubernetesからVaultを利用しよう
複数のクラウドサービスを駆使して開発を行うのが当たり前になってきた現在,各サービスのアクセスキーやパスワードといった「シークレット」の管理が課題になってきました。本連載ではシークレットを一元管理し,アプリケーションからの利用も想定した認証認可を実現する「HashiCorp Vault」を紹介します。