Software Design 2024年4月号
2024年3月18日紙版発売
2024年3月18日電子版発売
B5判/192ページ
定価1,562円(本体1,420円+税10%)
今号の特集概要
第1特集
新年度のはじまりに学ぶ!
Linux基礎知識60
Linuxは今なおあらゆるところで利用されているOSです。現場で活躍できるエンジニアになるためには,Linuxの基本は必須の知識と言えるでしょう。バックエンド系のエンジニアはもちろん,フロントエンドのエンジニアでも押さえておきたいものです。
4月は新年度のはじまりということで,本特集であらためてLinux基礎知識をチェックしてみましょう。Linuxに精通したベテランエンジニアに4つの分野から押さえておきたいトピックを挙げてもらい,60項目のチェックリストにまとめました。これから現場に出る初級者はもちろん,Linuxは大丈夫という中級者の方も力試しやおさらいに役立つことでしょう。
第2特集
今から始めるテクニカルライティング
伝わる/役立つドキュメント作成のポイント
「テクニカルライティング」とは,読み手や目的に合わせて情報をわかりやすく伝える技術です。製品のドキュメントや業務の仕様書といった,ITエンジニアにとって馴染みのある技術ドキュメントを作成する際,このテクニカルライティングが大いに役立ちます。また,知りたい情報をすぐに見つけられるアウトラインの作り方や,意図が読み手にはっきりと伝わる文章術などは,知っておくと幅広い業務で活用できる普遍的な技術でもあります。
本特集を通して,いま一度自分の文章技術をブラッシュアップしてみるのはいかがでしょうか。
目次
第1特集
新年度のはじまりに学ぶ!
Linux基礎知識60
- Introduction:Linux基礎知識チェックリスト
- 第1章:ディレクトリ構造とファイルシステム
スタンダードなLinux操作の基本を知る
- 第2章:プロセス管理
実行中のプログラムの情報確認,操作,制限方法を押さえよう
- 第3章:ユーザー権限とアクセス権
管理者権限を正しくコントロールしよう
- 第4章:ネットワーク設定と管理
動作の確認方法と強力な管理ツールの使い方を押さえよう
第2特集
今から始めるテクニカルライティング
伝わる/役立つドキュメント作成のポイント
- 第1章:テクニカルライティング入門
「伝わる」ドキュメントに必要な三箇条とは
- 第2章:読み手に合わせたドキュメントを書く
必要なことを必要なだけ書くために
- 第3章:アウトラインで伝える情報を整理する
ドキュメントの階層構造を意識しよう
- 第4章:明確な文章を書く技術
読み手の負荷を減らすためのポイント
特別広報
- グローバルへ挑戦するココネのエンジニアリング力を探る
【10】スケールしても開発に専念できる組織体制に
連載
- ITエンジニア必須の最新用語解説
【184】CheerpJ - 万能IT技術研究所
【23】能登半島地震時の電離層変化を「みちびき衛星」で調べよう! ――「地震前には地中に電池が生まれて地震予知もできる」説!? - ドメイン解体新書
【3】DNS操作のベストプラクティス - ハピネスチームビルディング
【25】コミュニティに参加して楽しみながら成長する - エンジニアのためのやる気UPエクササイズ
【20】エンジニアのための昼寝ガイド - 【新連載】Databricksで勝つデータ活用
【1】データプラットフォームの歴史とデータインテリジェンスプラットフォーム - あなたの知らないChromeの世界
【3】レンダリングエンジンのしくみとBlink - Google Cloud流クラウドネイティブなシステムデザインパターン
【3】データウェアハウス - ぼくらの「開発者体験」改善クエスト
【4】iOSアプリのUIテスト基盤,リアーキテクチャ,自動化 - 実践データベースリファクタリング
【5】キャッシュ中毒 - Cloudflare Workersへの招待
【5】Honoで作る短文投稿Webアプリ - 実践LLMアプリケーション開発
【7】LangChain Expression Language 落ち穂拾い - MLOpsのすすめ
【9】LLMのデータエンジニアリング - 位置情報エンジニアリングのすすめ
【9】防災マップの作成④ 空間演算による距離計測と避難所到達圏の可視化 - AWS活用ジャーニー
【19】AWS Systems Manager - 魅惑の自作シェルの世界
【17】ジョブの制御――&&と|| - あなたのスキルは社会に役立つ~エンジニアだからできる社会貢献~
【148】テクノロジーに対する不信感が募る時代に,納得感のある合意形成ができるテクノロジーを考える