JAVA PRESS Vol.33
今号の特集概要
特集
Tiger/JSF登場,java.net/JCPざわめくJava最新動向,また,あの「.NET」は今
新技術ワイド特集 Javaの“震源地”を探せ
複数のプレートが相接する列島には,絶えず巨大地震の恐怖が横たわっています。防災に何より有効なのは,常日頃から情報を得ようとする心構えです。変化が激しいJava列島も同じこと。本特集では,信頼性の高い予知から,まさに“震源地”を探り当てました。技術情報として,J2SE 1.5(コード名:Tiger)の新機能やWebアプリケーション開発の注目テクノロジJSFに焦点を当てます。Javaコミュニティの新潮流として, java.netやJCPの動向も紹介します。ついでに.NETの現在もチェックします。
第2特集
「再利用性」「信頼性」「セキュリティ」を向上させる基礎知識
サーバサイドJavaクラス設計入門
Javaはオブジェクト指向言語ですが,従来までの構造化プログラミングのスタイルでコーディングすることは可能です。また,オブジェクト指向の概念を理解していても,そのメリットを活かしてWebアプリケーションの「再利用性」「信頼性」「セキュリティ」を実際に向上させるのは難しいものです。本特集では,JavaによるWebアプリケーション開発において,それらを“ちゃんとしたクラス設計”として実践するためのノウハウをやさしく解説します。
第3特集
仕組みを知ってパフォーマンスの向上を図る
理論的な側面から考える
本特集は,パフォーマンスを少しでも向上させたいと願う人へ贈るテクニック集です。Javaのコーディングレベルでのパフォーマンス向上に重点を置きます。パフォーマンス低下のボトルネックの中でも盲点となりがちなパッケージやテクニックを見直すと同時に,それらを利用するための基盤となるソートのアルゴリズムをわかりやすく説きます。本特集が皆さまのパフォーマンスに関する悩みを解決する一筋の光となりますことを切に願います。