JAVA PRESS Vol.43
今号の特集概要
特集
J2EEアーキテクチャ設計入門
大公開! アーキテクトの視点と仕事術
ITエンジニアのキャリアアップの道筋として,昨今,プロジェクトマネージャとは別の選択肢が急浮上しています。それは,(IT)アーキテクトと呼ばれる職種です。Javaエンジニアならば,“J2EEアーキテクト”ということになるのかもしれません。 本特集では,このJ2EEアーキテクトという役割を果たすのに求められる種々の要素を総合的かつ詳細に紹介します。
第2特集
Webアプリケーションのチューニング
JMeterを使ってみよう! 負荷テストの実践
「アプリケーションが遅い」「レスポンスが遅い」など,Webアプリケーションに対する顧客の要望に頭を悩ませているエンジニアも多いのではないでしょうか。 本特集では,ますます重要度が増してくるパフォーマンスの「チューニング」に焦点を当て,ボトルネックの調査,チューニングの流れとともに負荷テストの定番ともいえる「Jakarta JMeter」を使ってシステムダウンを未然に防ぐ方法を紹介します。
第3特集
相性抜群!? ソフトウェアテストとJDK 5.0
JDK 5.0 Tigerで進歩した便利なテスト手法
ソフトウェアテストとJDK 5.0。どちらも本誌読者には関心の高いテーマと想像されます。また,雑誌・書籍をはじめインターネット上にも情報は豊富にあります。しかし,その両者が融合して紹介されるのを目にする機会はまだそれほど多くないはずです。本特集では,昨今,ソフトウェアの品質問題とともに注目されるソフトウェアテストを,JDK 5.0のアノテーション機能を利用して実施する“ワザ”を紹介します。
特別企画1
本物のオブジェクト指向プログラミングを習得する[超入門 第2弾!]
キーワードと実用サンプルで基本概念完全理解!
新人のシステムエンジニア向けの企画として,Vol.42ではJavaでWebアプリケーションを開発する上での必須事項であるサーブレットやJSP, Struts,Eclipseなどを取り上げました。その第2弾として,本企画ではオブジェクト指向に焦点を当てます。Javaの最大の特徴であり,プログラムの拡張性や再利用性を可能にするこの概念を,キーワードダイジェスト,Swingによるサンプルによって完璧に正しく理解し実践できるようになることを目指します。オブジェクト指向プログラミングを行うための図の描き方にも触れるので,ぜひ活用してみてください。
特別企画2
JDK 5.0で体験するAOP
AspectWerkz 2.0+Tigerによるアスペクト指向開発
昨今注目を集めている「アスペクト指向開発プログラミング“AOP”」。このAOP開発ツールの中でJ2SE 5.0にいち早く対応したのが「AspectWerkz 2.0」です。POJOを使えることや,独自の構文を必要としない,また高いパフォーマンスが実現できるなど,多くの特長を兼ね備えています。今までAOPに対して敷居が高く感じていた方も,本特別企画でAspectWerkz 2.0によるアスペクト指向開発を体験してみてください。