WEB+DB PRESS Vol.36
2006年12月24日紙版発売
2014年12月23日電子版発売
B5判/256ページ
定価1,628円(本体1,480円+税10%)
ISBN 4-7741-3003-6
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今号の特集概要
特集1
動かしながらさくさく作る
[Seasar 2.4/Teeda/Dolteng]
Seasar2によるスーパーアジャイルなWeb開発
国産オープンソースDIコンテナSeasar2を中心とするSeasarプロダクトがこのほど,「さくさく感のある開発」「規約重視」という開発哲学のもと,大きな進化を遂げました。アプリケーションサーバを稼働させたまま,ファイルを保存するだけで変更が反映される「HOT Deploy」が導入された最新バージョンSeasar 2.4からは,開発者は徹底的にアジャイルを追求する「Super Agile」と,Javaの標準仕様に準拠した上で,機能拡張し使いやすくした「Easy Enterprise」から,好みのスタックを選んで使うことができます。 本特集で紹介するのはそのうちの「Super Agile」。変更が容易で,テストがしやすく,過剰な設計が不要な新しいSeasar2で,ぜひあなたもJavaの堅牢性はそのままに,さくさくっとWeb開発ができる楽しさを味わってみてください。
特集2
Webアプリテストの自動化ツール
[お手軽! 便利!]Selenium徹底入門
Webアプリケーション開発において,動作確認のためのテストを手作業で,しかもたびたび行っていませんか? Seleniumを使うと,Webアプリケーションのテストにかかる作業が激減します。Seleniumは実際のブラウザを自動で操作してテストを行うツールで,多くのブラウザに対応しています。通常のHTMLページだけでなくJavaScript/Ajaxのテストもできます。テストはとても手軽に作成でき,一度作ってしまえばいつでも何度でも自動で実行できます。こんな便利なツールを使わない手はありません。本特集ではSeleniumを徹底解説していきます。
特集3
見てよし! 使ってよし!
2007年注目の開発ツール
開発者にとって,よりラクに・より気持ちよく開発を行えるツールの探求は永遠の課題といえます。それだけに,ほかの開発者がどういったツールを使い,それをどのように使いこなしているのかは,日ごろから気になるところです。そこで本特集では,モニタを覗き込んだ同僚が,「ていうかこれ,なんてツール?」と思わず聞きたくなるような,そんな見た目も使い勝手も気持ちのいい4つのツール,「NetBeans」「Eclipse Visual Editor」「Aptana」「WWW SQL Designer」を紹介します。
特別企画
実例に学ぶ [速習]Webデザインパターン
「デザインパターン」と聞いてまず思い浮かぶのが,オブジェクト指向ソフトウェアを開発するための定石集である「GoF」でしょう。しかし当然,定石はオブジェクト指向ソフトウェア開発にだけ存在するものではありません。Webユーザインタフェースのデザインに関しても定石集は存在します。それが,「Webデザインパターン」です。本特別企画では,「Webデザインパターン」を分類ごとに,実際の企業Webサイトの使用例を参考にしながら,カタログ形式で紹介していきます。
新春特別エッセイ
TOPエンジニアの日々の開発,仕事のヒント
2006年も続々と,新しい開発手法や仕事の効率アップ術等々,華やかなキーワードが登場しました。それらをキャッチアップするのもたいへんですが,日々実践するのはもっと大変ではないでしょうか。そこで,2007年新春企画ではTOPエンジニアの「日々の開発,仕事のヒント」と題し,いかに注目のキーワードを毎日の開発・仕事に反映するか,というアプローチで2ページ×9本のエッセイをお届けします。
目次
特集1
動かしながらさくさく作る [Seasar 2.4/Teeda/Dolteng]
Seasar2によるスーパーアジャイルなWeb開発
- 1章:Super AgileとEasy Enterprise
これからのSeasar2 - 2章:Super AgileなWeb開発の基礎
ページ駆動開発とテーブル駆動開発 - 3章:ページ駆動開発の進め方
Teedaによる規約重視のUI開発 - 4章:テーブル駆動開発の始め方
Doltengによるscaffoldの作成
特集2
Webアプリテストの自動化ツール
[お手軽! 便利!]Selenium徹底入門
- 1章:Seleniumの基本
できることを知り,使い方の初歩を学ぶ - 2章:Seleniumによるテストの実践
Selenium Core,Selenium IDE,Selenium RCの使い方 - 3章:Ruby on Rails編
Selenium on Railsの使い方 - 4章:Java編
Java開発でのSelenium RCの使い方 - 5章:PHP編
PHPUnit3,PEAR::Testing_Seleniumの使い方
特集3
見てよし! 使ってよし!
2007年注目の開発ツール
- 1章:復活のNetBeans
もうひとつのスタンダード - 2章:Eclipse Visual Editor 入門・応用・拡張
Java開発のビジュアル担当 - 3章:Web IDE Aptana
JavaScript/Ajax開発をラクにする - 4章:WWW SQL-Designer 事始め
ER図をさくさく作成!
特別企画
実例に学ぶ [速習]Webデザインパターン
- 1章:ナビゲーションに関するパターン
Breadcrumbs,Module Tabs,Navigation Tabs - 2章:データ探索に関するパターン
Auto Complete,Search Pagination,Item Pagination - 3章:フィードバックに関するパターン
Architecture of a Review,Rating an Object,Writing a Review - 4章:カスタマイズに関するパターン
Drag and Drop Modules
新春特別エッセイ
TOPエンジニアの日々の開発,仕事のヒント
- 1:ソフトウェア開発のLifeHack
ネット上での情報の収集・管理 - 2:BinaryHackに至る道
投資効果の高い技術 - 3:日々のソフトウェア開発環境
Ruby開発や原稿執筆をするところ - 4:ユーザと育む開発環境
Japaniseの設計と成長 - 5:Wikiとプログラミングの深い関係
成り立ちから紐解くWikiの活かし方 - 6:効果的な学習法を探る
読む人間,書く人間 - 7:アーティストっぽい開発と協同開発
帽子,衝動,燃料,自画自賛 - 8:マイクロソフト製品情報の集め方2007
サポート&最新情報の収集術 - 9:プロジェクタのススメ
会議終了時に議事録完成
Special Focus
- Web開発に役立つデザインツールの使い方
WebプログラマのためのDreamweaver入門
連載
- Recent Perl World
【第5回】やさしいDBIx::Class …O/Rマッパの注目株 - Ruby on Rails Way
【第5回】先取りRails 1.2 …互換性,RESTful,注目機能 - Rediscover the JavaScript
【第5回】MochiKitを極める! …基本編 - .NET開発天国
【第5回】WPFでVista時代のUI作成 - Flash Edge
【第4回】ActionScript 3.0のポイント - 嗚呼! 美しきかなクラス設計
【第5回】大量メール送信 その1 …ジェネリクス編 - とっておき! Javaプロダクト
【第5回】待望のSpring 2.0登場 …より簡単になったDIコンテナ - PHPらくらく設計研究所
【第5回】国産フレームワークでらくらく開発(Ethna編) - PostgreSQL安定運用のコツ
【第5回】パフォーマンスチューニング(SQL編) - MySQL5開拓団
【第5回】ストアドルーチン&トリガでスリムに自動化 - ソフトウェア技術者の今とこれから
【第5回】ソフトウェア業界の品質基準はどうなってるの?
コラム
- E.M.R. ~ エンジニア・ミステリー・レポート
【第20回】IT戦士流,できる話術 - 都会のオアシス探検隊
【第5回】加圧トレーニングをやってみた - サンフランシスコの窓から
【第5回】エンジニア同士の情報交換 - 小飼弾のAlpha Geekに逢いたい(ハート)
【#4】Seasar2チーフコミッタ ひがやすを - アフィリエイトブログの魅せ方,効き方,導き方
【第5回】規模の大きなアフィリエイト向きツール - 濃縮還元オレンジニュース
【第5回】10~11月の厳選ニュース - Adobe MAX 2006レポート
合併後初となる開発者向けカンファレンスの詳細
特別広報
- Lightweight Languageを駆使したWebシステム開発の現場
Servision編
Message from Vendors
- VS.Phpで楽々プログラミング
Visual StudioワークベンチでPHP言語開発 - 子育てと仕事
子供に教えられたこと - 異種データベース間でのデータ連携を容易に実現するDataCoordinator
Webアプリケーション業務のデータ連携基盤構築に最適
この本に関連する書籍
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Seasar2によるスーパーアジャイルなWeb開発
Seasar2はJavaの設定や定型の開発サイクルを自動化することで,スクリプト言語のようにアプリケーションを動作させながら開発することを可能にします。この開発手法を「...