WEB+DB PRESS Vol.109
- 定価
- 1,628円(本体1,480円+税10%) 1,758円(本体1,598円+税10%)
- 発売日
- 2019.2.23[在庫なし]
- 判型
- B5
- 頁数
- 168ページ
- ISBN
- 978-4-297-10440-5 978-4-297-10441-2
概要
特集1
[Fastlyで柔軟&高機能!]
最新CDN入門
高速化、エッジコンピューティング、セキュリティ強化
本特集のテーマはCDNです。CDNはContent Delivery Networkの略で、その名のとおりコンテンツを配信するためのネットワークシステムです。画像や動画などのマルチメディアコンテンツを始めとして、HTMLやCSS、JavaScriptなどのWebで使われるさまざまなファイルを、キャッシュを活用して高速に大量配信します。さらに、画像の最適化配信やセキュリティ強化など、CDN上でさまざまな処理が行えます。現在のWebアプリケーション設計において、CDNは必要不可欠なパーツになりつつあります。そこで本特集では、CDNの基礎知識および最新動向と、代表的なCDN の一つであるFastly を利用したWebアプリケーションのキャッシュ戦略を解説します。
特集2
[実践]Kotlin
基本からSpring、Java資産活用まで
2017 年にはGoogleがAndroid開発における第一級サポートを宣言。2018年にはGitHub上で言語開発の貢献者が最も増加。最近ますます注目を集めるKotlinの特集です。まず第1章ではKotlinのメリットとデメリットを紹介し、第2章では知っておきたい文法のポイントを押さえます。そして実践編となる第3章以降では、最新のSpring Framework 5を使ったWebアプリケーション開発、JUnit4+Mockito-Kotlinによるモックテスト、既存プロジェクトへの導入には欠かせないJavaとの相互運用法といった、現場ですぐに役立つ話題を解説します。
特集3
[速習]Puppeteer
ヘッドレスChromeでテスト&スクレイピング
GUIを持たずプログラムなどから操作するヘッドレスChromeと、それを扱うライブラリであるPuppeteerの特集です。第1章では、従来のツールと比較しながら「ヘッドレスChrome+Puppeteer」の魅力を紹介します。第2章では、ブラウザ操作の自動化にあたって必要な最新のJavaScriptとPuppeteerのAPIを解説します。第3章では、代表的なユースケースであるテストを取り上げ、機能/非機能の両面にわたるテストの方法を解説します。そして第4章は、これまで学んだことの集大成として、実在のサイトを題材としたスクレイピングに挑戦します。
一般記事
[コミッター直伝]
Ruby 2.6徹底解剖
追加機能、変更点、Ruby 3に向けた準備
Vol.1~120までのPDFを収録したDVD-ROMが付いているお得な総集編もあります!
- WEB+DB PRESS総集編[Vol.1~120]
- https://gihyo.jp/book/2021/978-4-297-12215-7
目次
特集1
[Fastlyで柔軟&高機能!]最新CDN入門
高速化、エッジコンピューティング、セキュリティ強化
- 第1章:CDNとは何か
しくみとメリットを理解し、最適なプロバイダを選ぶ - 第2章:HTTPキャッシュの基礎知識
Webアプリケーション設計の鍵になる仕様を見直す - 第3章:Fastlyの基本的な使い方
CDN導入からキャッシュの制御、配信のカスタマイズまで - 第4章:Fastlyにおける実践的なキャッシュ設計
キャッシュヒット率を高め、パフォーマンスを最大化する - 第5章:CDNの高度な機能
画像の最適化配信、セキュリティ強化、エッジコンピューティング
特集2
[実践]Kotlin
基本からSpring、Java資産活用まで
- 第1章:なぜ今Kotlinなのか
Android開発からバックエンドまで対応した新世代言語 - 第2章:知っておきたい基本文法
Kotlin活用のポイントをギュッと圧縮 - 第3章:Springによるサーバサイド開発
Kotlin DSL、null安全を導入した万能フレームワーク - 第4章:JUnit+Mockito-Kotlinによるテスト
モックテストでコードを鍛え、安全性を高める - 第5章:JavaとKotlinの相互運用
既存Javaプロジェクトへのスムーズな導入/共存
特集3
[速習]Puppeteer
ヘッドレスChromeでテスト&スクレイピング
ヘッドレスChromeを自由自在に操る
非同期処理を扱うasync/await関数、自動化の鍵を握るPuppeteerコンポーネント
非同期処理のテスト、パフォーマンス計測、カバレッジ
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一般記事
- [コミッター直伝]Ruby 2.6徹底解剖
追加機能、変更点、Ruby 3に向けた準備
連載
- Dive to Java ── OpenJDK開発者が明かす、最新開発/運用テクニック
【第5回】Epsilon入門 ……「GCしないGC」で性能測定、スループット改善 - 大規模インフラ解体新書 ── ソフトウェアエンジニアリングの視点から
【第5回】キャパシティプランニング ……スケール戦略と効率的なサーバリソース活用 - Goに入りては…… ── When In Go...
【第11回】channelを利用したイテレータ ……Goの特性を活かした実装 - Perl Hackers Hub
【第54回】サーバレスでもPerl ……Microsoft Azure Functionsで動かそう! - 事業を支えるPHP
【最終回】現場で役立つDB操作テクニック ……PDO、Aura.SqlQuery、DBAL、Eloquent、Doctrine - どんとこい! フロントエンド開発
【最終回】体験! ヘッドレスCMS ……モダンなコンテンツ管理でサービスを効率的に運用する
コラム
- at the front ── 前線にて
【第3回】筆一本はいかにして実現したか? ……作家/プログラマー 結城浩さん - 縁の下のUIデザイン ── 少しの工夫で大きな改善!
【第12回】中国のスマートフォンアプリの共通項 ……所変わればデザイン変わる - はまちちゃんとわかばちゃんのREADER'S FORUM ── 読者のページ
【第60回】
Special Report
- PHP Conference 2018
- Scala福岡2019
特別広報
- MixChannelを支える技術
【最終回】Android端末におけるライブ配信サービスの実現