WEB+DB PRESS Vol.120
2020年12月24日紙版発売
2020年12月24日電子版発売
B5判/168ページ
定価1,628円(本体1,480円+税10%)
ISBN 978-4-297-11811-2
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今号の特集概要
特集1
自作OS×自作ブラウザで学ぶ
Webページが表示されるまで
HTMLを運ぶプロトコルとシステムコールの裏側
ブラウザは,開発者にとってもユーザーにとっても,もはや日常の一部と言えるほど身近なソフトウェアです。しかし近年のブラウザはあまりにも高機能かつ巨大になってしまったため,そのしくみを詳しく理解することは難しくなっています。そこで,ブラウザ上でWebページを開くまでに裏側ではいったい何が起きているのかを大まかに解説しつつ,非常に単純な自作ブラウザを自作OS上に実装することで,ブラウザとその裏側を上からも下からも理解していきましょう。
特集2
最新Vue.js 3入門
コアチームが解説! 基本から新機能まで完全網羅
Vue.jsは,ビュー層に特化したライブラリです。必要最小限の学習コストですぐに動かすことができ,規模の大きなシステムにも対応できます。2020年9月に,2年以上をかけて開発されたバージョン3がリリースされました。これは,Vue.jsの歴史の中で過去最大のリリースです。本特集では,Vue.jsコアチームメンバーが,Vue.js 3で開発するうえで必要となる基礎を包括的に解説します。
20周年記念企画
これからのWeb開発
技術を追い,今を知り,この先を見据える
毎年恒例の記念号企画ですが,今回は20周年記念。拡大版として9人の方に3ページずつご執筆いただきました。しかも,テーマはそのものずばり「これからのWeb開発」。Web開発の中心である9つの分野について,第一人者の方々に「これから」を論じていただきます。もちろん変化の激しいこの世界ですから,未来予測はむずかしいもの。けれど,これまでの動向をふまえて現状を確認し,そのうえで語る「これから」は,きっとみなさんにとって大きな指針となるはずです。
Vol.1~120までのPDFを収録したDVD-ROMが付いているお得な総集編もあります!
- WEB+DB PRESS総集編[Vol.1~120]
- https://gihyo.jp/book/2021/978-4-297-12215-7
目次
特集1
[自作OS×自作ブラウザで学ぶ]
Webページが表示されるまで
HTMLを運ぶプロトコルとシステムコールの裏側
- 第1章:Webページが表示されるまで
ブラウザとサーバとOSの関係 - 第2章:簡単な通信
pingコマンドを実装してみる - 第3章:より複雑な通信
UDPを実装してみる - 第4章:ブラウザとサーバのやりとり
HTTPを実装してみる - 第5章:Webページの表示
HTMLのレンダリングを実装してみる
特集2
最新Vue.js 3入門
コアチームが解説! 基本から新機能まで完全網羅
- 第1章:Vue.js入門
歴史,特徴,開発環境の構築 - 第2章:Vue.jsの基本的な使い方
ToDoリストアプリケーションを作って学ぶ - 第3章:Vueコンポーネントの基本的な使い方
簡単な記述で使用できる部品を作る - 第4章:Vue.js 3の新機能
新しいコンポーネントの書き方,柔軟なテンプレート,Vue 2からの移行 - 第5章:Vue.jsの公式プラグイン
ルーティング,ステート管理,リンタ,テスト,デバッグ
20周年記念企画
これからのWeb開発
技術を追い,今を知り,この先を見据える
- 第1章:フロントエンド
振り子のような技術変化から適切なHTML生成手段を選ぶ - 第2章:UI/UX
現実社会とのつながりが強まるスマートフォンと,DX推進で再評価されるデスクトップ - 第3章:Web
かつてWebのユニバーサル性を高めたものたちと,これから - 第4章:サーバサイド
Ruby on Rails開発者が語る,サーバサイド開発の展望と新しい時代の開発者の生き方 - 第5章:インフラ
マシンを中心としたインフラからアプリケーションを中心としたインフラへ - 第6章:データベース
分散RDBMSによるパラダイムシフトへの期待 - 第7章:基幹系システム設計
エンジニアはドメインを駆動する - 第8章:開発プロセス
自分たちの開発環境をよく理解して,いつでもやり方を変えられる柔軟性を - 第9章:AI技術
プログラムの生成を手助けするAI,学習データ不足を解消するシミュレータ
連載
- しっかり,きちんとPHP
【第4回】5年ぶりの新版! PHP 8登場 ……文字列操作関数,null安全演算子,match式,名前付き引数 - Perl Hackers Hub
【第65回】依存モジュールの更新 ……update-cpanfile,GitHub Actionsで実現! - 即効AWSテクニック ── DevにもOpsにも活きるインフラ利用
【第4回】監視対象が増えたCloudWatchの設定ポイント …… 監視できるものとできないもの - Rubyのウラガワ ── Rubyインタプリタに学ぶデータ構造とアルゴリズム
【第10回】インスタンス変数の実現 ……クラス別インデックス表と,そのキャッシュによる高速化 - 見なおそう! モダンJavaの流儀
【第4回】並列処理APIの特徴と用途 …… パフォーマンス向上に寄与する使いどころを整理 - 現場のPython ── システム開発も! 機械学習も!
【第4回】データ分析プログラム実行基盤の作り方 ……分析をシステムに組み込むときに必要なことと,Airflowの導入方法 - Goに入りては…… ── When In Go...
【第22回】goroutine,スレッドとLockOSThread ……GoとCの並行処理の関係 - 現場で使える! モダンフロントエンド技術
【第4回】設計改善とユニットテストのサイクルを回す ……コンポーネント/関数が担う責務を明確にして分割する - 縁の下のUIデザイン ── 少しの工夫で大きな改善!
【第22回】画面単位ではなく,画面遷移を意識した改善 - 教えて! 最新技術 ── テックコミュニティの現場から
【第3回】コンテナ技術やクラウドネイティブのこれまでとこれから …… 太田航平さん - マネジメントの現場 ── 良いチームを作るために必要なこと
【第5回】開発組織におけるブランディング - はまちちゃんとわかばちゃんのREADER'S FORUM ── 読者のページ
【第71回】