NPO法人ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)は、2014年3月7日(金)~8日(土)に、東洋大学白山キャンパス(東京都文京区)にて、ソフトウェアテストシンポジウム2014 東京(JaSST'14 Tokyo)を開催する。
ソフトウェアテストシンポジウムは、ソフトウェア品質やソフトウェアテストに関わる活動を行っている方々の情報発信や交流の場として、東京をはじめ北海道、新潟、東北、東海、関西、四国、九州で開催されるようになった。
中でも最も歴史のあるJaSST Tokyoは、国内最大のソフトウェアテストイベントとして知られ、通算12回目となる今回は、例年の1月から3月開催となり、会場も目黒雅叙園から東洋大学白山キャンパスに移して2日間で延べ1,800人の参加者が見込まれている。
今年の基調講演は、ISTQBの創設メンバの1人であり、最近発行されたソフトウェアテストの国際標準「ISO/IEC/IEEE29119 シリーズ」を作成しているISO/IEC JTC1/SC7/WG26のコンビーナ(議長)およびWG26のイギリス代表委員であるStuart Reid 氏による「テストエンジニアのモチベーション」。
招待講演は東京芸術大学美術学部准教授でメディア・アーティストの八谷和彦氏。同氏は、メールクライアント「ポストペット」や映画「風の谷のナウシカ」に登場する飛行装置「メーヴェ」を実際に作成するなどの活動で知られている。今回は「ナウシカの飛行具、作ってみた。- お客さんと作るプロジェクトの組み立て方 -」というテーマで講演される。
このほかテスト設計コンテストや数多くの論文発表、チュートリアル、パネルディスカッション、先進的なツールやソリューションご紹介など、ソフトウェアテストにまつわる最新の企画が数多く予定されている。詳しいプログラムはJaSST'14 TokyoのWebページを参照。
開催概要は以下の通り。