エクセルソフト、Windows用TCP/IPネットワーキングコンポーネントの最新版「SocketTools 10」販売開始

エクセルソフト株式会社は、Catalyst Development社のインターネットアプリケーション開発ツール「SocketTools 10」を2019年10月7日から国内で販売開始した。新バージョンのSocketTools 10には、Windows 10 Build 1903、Windows Server 2019、およびVisual Studio 2019のサポートが含まれる。新しいクラウドストレージおよびIPロケーションコンポーネント、新しいデータ暗号化機能、TLS 1.3のサポートが含まれ、Windowsプラットフォームで利用可能。

製品概要

 SocketToolsは、Windows用のTCP/IPネットワーキングコンポーネントおよびライブラリ。開発者のニーズ、開発環境、および開発言語に応じて、.NET、ActiveX、Libraryの3つのエディションが用意されている。SocketToolsを使用することで、ファイルのアップロードおよびダウンロード、Webサーバーとのデータ交換、電子メール メッセージの送信、メール サーバーからメールのダウンロード、リモート コマンドの実行など、アプリケーションにインターネット機能を簡単に組み込むことができる。

またSocketToolsは、業界標準のSSL、TLS、SSHプロトコルをサポートし、アプリケーション データの暗号化およびセキュアを保証する。異なるタイプのコンポーネントを使用したり、複数のプログラミング言語で作業するなど、フレキシブルな使用を要求する開発者向けに最適な、3つのエディションをすべて含むSocketTools Subscriptionも用意されている。

SocketTools 10 の新機能

  • 新しいプライベート クラウド ストレージ コンポーネント:
    パブリック サードパーティ プロバイダーを使用したり、別のサービスに加入したりすることなく、アプリケーションがデータをリモートで保存および管理できる。データは安全に保存され、サーバーへのすべての接続はTLS 1.2およびAES256ビット暗号化が使用される。
  • 新しい地理的なIPロケーション コンポーネント:
    ソフトウェアが実行されているコンピューター システムの物理的な場所に関する特定の情報をアプリケーションが取得できる。このコンポーネントは、ローカル コンピューターの外部IPアドレスを使用してその場所を特定し、国、都市名、使用しているサービス プロバイダーなどの一般情報を返す。また、経度、緯度、GPS座標など、より具体的な位置情報を返すこともできる。
  • 新しい汎用暗号化機能:
    AES 256ビット暗号化とSHA-256ハッシュ パスワードを使用してデータ ファイルまたはメモリ ブロックを暗号化および復号化し、暗号化および復号化キーを生成できる。これをストレージ サービスと組み合わせて、アプリケーションが保存するデータを暗号化できる。
  • TLS 1.3のサポート:
    MicrosoftがWindows 10およびWindows Server 2019で一般的に利用可能にするとき、SocketToolsはTLSの最新バージョンをサポート。SocketToolsはMicrosoftのCryptoAPIおよびSchannelプロバイダーを使用するため、TLS 1.3サポートは、このバージョンのプロトコルを使用するように更新されたWindowsのバージョンでのみ機能する。
  • Windows 10 Build 1903、Windows Server 2019およびVisual Studio 2019サポート:
    Visual Studio 2019および.NET Framework 4.8のサンプルが含まれる。

開発ライセンス価格

製品名税抜価格
SocketTools .NET Edition59,300円
SocketTools ActiveX Edition59,300円
SocketTools Library Edition59,300円
SocketTools Subscription104,300円

※製品の詳細については、製品Webページを参照のこと。

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