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2006年初頭から,Twitterをはじめとした,いわゆる一言ソーシャルサービスが流行りました。これらのサービスの良いところは,ちょっとしたつぶやきや感想を,なんとなく発信できる“ゆるくて手軽な”感覚でしょう。
ところが……2007年11月21日,これらのサービスの真逆を目指すサービスが登場しました。その名も『2manji』です。
図 『2manji』のトップ画面
開発したのは,ロリポップ!やhetemlなどのホスティングサービスの他,さまざまな楽しいWebサービスを開発している株式会社paperboy&co.の面々,残酷トリオの3人です。
後述のコメントにもあるように,誰でも「インタビューに簡単に答えることができるサービス」として生まれました。サービスの名前は2万字(ぐらいの文字量)という意味から付けられています.
サービスとして目を引くのが,文章が少ないと「まだまだ短い!」というように,サービス側から指摘される点です。その他,一般的なインタビューで使われる表現が,入力支援としてあらかじめ用意されているので,雑誌や新聞で見かけるような,著名人がコメントする雰囲気を楽しめるのが特徴です。
図 インタビューに答えている様子.回答ボックスの上に入力支援文字が用意されている他,入力した文字数に応じてコメントが表示されるようになっている
図 回答結果
質問項目は,サービス側で順次追加されていく形となっています。それらの質問に対して回答します。また,他のユーザの回答が閲覧できるので,普段見ることができない,気になるあの人の本音や姿に触れられるかも?
物事をシンプルに,なるべくミニマムにという流れと相反する『2manji』のコンセプト。ぜひ皆さんも参加して,2万字のインタビューを作成してみてください!
開発者からのコメント
『2manji』は,一部のアーティストのものでしかなかった,いわゆる「インタビュー」に簡単に答えることができるサービスです。誰でも一度は想像したことがありますよね,マイクを向けられた自分,語りはじめる赤裸々な半生,はじめての恋,挫折,苦悩・・・。今まさにあなたの密やかな欲求が満たされようとしています。レッツインナートリップ!
開発チーム:残酷トリオ(福田大介・飯田直子・家入一真)