ストラタス、ftServer上で稼動するアプリケーションで北京オリンピックの地下交通網システムが制御されることを発表

ストラタステクノロジーは4月10日、300万人もの北京オリンピック参加者を効率的に誘導する輸送システムは、同社の高信頼性無停止型サーバftServer上で稼動するアプリケーションによって制御されることを発表した。

この地下交通網システムは、主要オリンピック競技会場が位置する北京オリンピックパークの巨大地下駐車施設と地上道路とをつなぐ5.5kmの円形道路。ミッション・コントロール・モニタリングセンタ内に設けられた地下交通網管理システムにより交通の流れを効率的に整え、旅行者の安全性を確保する。ftServerは、北京オリンピック会場までを結ぶ地下交通網のシステム制御、ソフトウェア監視及び管理を行う。

地下交通網システムは、南京と上海に事業拠点を持つシステムインテグレータ/アプリケーションプロバイダであるShanghai Hi-Tech Control Systems(Hite)が担当する。Hiteは、フォールトトレラント(FT)サーバ・プラットフォーム上で稼動する交通制御システムと管理ソリューションの提供を行うために、ストラタスとテクノロジーパートナー契約を締結している。交通網システムは、データベースとI/O処理を行う2台のストラタス製 ftServer 4400システム、運用、エンジニアリング、ネットワーク管理およびメンテナンスを行うための多くのワークステーション、そしてEthernetスイッチ、データ収集装置、その他コンポーネントと周辺機器で構成されている。

日本ストラタステクノロジー
URLhttp://www.stratus.co.jp

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