ATENジャパン( 株) は4月27日、ドライバインストール不要なタッチパネルを搭載したKVMPドロワー「KL3116T」の発売を発表した。出荷開始日は5月11日。同製品はラックマウント用17インチLCD一体型16ポートKVMPドロワー。デュアルインターフェース(PS/2、USB) 、LCDパネルとキーボードパネルの個別スライド(デュアルスライド) 、USBデバイスの共有切替機能を持った既存モデル「KL3116」にタッチパネルLCDを搭載したものとなる。価格は372,750円(本体価格355,000円) 。主な特長とメリットは以下のとおり。
ドライバセットアップ不要なタッチパネル
通常タッチパネルを搭載しているデバイスは使用前にドライバのインストールが必要だが、KL3116Tはキャリブレーション設定を行うだけでタッチパネルが使用できる。
タッチパネル&デュアルスライド
ALTUSENシリーズのドロワーは、LCDパネルとキーボードパネルが個別にスライドするデュアルスライド構造になっているのが特長。この構造により、キーボードパネルはラックに格納したままLCDパネルのみでシステム監視を続けられる。KL3116Tではタッチパネルを搭載したことにより、これまでの使用方法に加えLCDパネルのみを使いシステム操作を行うことも可能となった。
KVMスイッチを経由しUSBデバイスを使用可能 ~USB 1.1ハブサポート搭載
USB 1.1ポートにUSBデバイスを接続すると、製品が選択しているサーバでUSBデバイスが認識され、製品に直接接続されたデバイスと同じように使用することができる。KL3116ではポートの切替と同時にUSBデバイスへのアクセスも切り替わるので、同じデバイスを使って複数のコンピュータで作業する場合に、デバイスを物理的に抜き差しする手間を省ける。
KVMPドロワー「KL3116T」
ATENジャパン( 株)
URL:http://www.atenjapan.jp/