2009年5月13日、グーグル(株)は、Googleマップ ストリートビュー(以降ストリートビュー)のアップデート、およびGoogleマップ ストリートビュー パートナープログラムのスタートを発表した。
ストリートビューアップデート
今回アップデートされたのは次の4項目
- 日本のストリートビュー全データに対してナンバープレートの不鮮明(ぼかし)処理の実施
- カメラの高さを40cm下げ、再撮影を実行(これから)
- ストリートビュー専用ダイアルの設置
- 表札ぼかし処理へのリクエストへの応対
このアップデートは、これまでの日本国内のユーザからのフィードバックを参考に実施されていることから、日本独自のストリートビューアップデートとして位置付けられている。
ナンバープレートの不鮮明処理については同日すでに対応済みの発表が行われ、カメラの高さを変更した撮影については、本日から順次対応されていくとのこと。
ストリートビュー専用ダイアルは、インターネットを利用していないユーザでも、画像の公開停止ができるようにするために用意されたもので、問い合わせ先など受付に関する情報は次のとおり。
- ナビダイヤル
- 0570-01-0041(携帯電話/PHS)、03-6415-5900(海外から)
受付時間 9:00~12:00/13:00~18:00
※ 市内通話料金がかかる
※ 年末年始/土日祝日は休み
表札のぼかしは、ユーザからの申請によって受け付けるようになっている。具体的には該当する画像左下にある「問題を報告」をクリックし、「表札」を選択することで申し込みが完了し、Google側で確認が取れ次第対応される。
パートナープログラム
パートナープログラムは、大学や公共施設など私有地に該当する場所を運営している方を対象にしたプログラム。このプログラムを使うことで、特定の施設や場所についてGoogle側で撮影を行い、その画像情報をストリートビュー上に掲載できるようになる。たとえば、動物園や観光名所などで実施することで、ストリートビュー上に個別の地図を作りあげることができる。
具体的には申し込みサイトから申請し、Googleが許諾した場所から順次対応する予定。
- ストリートビュー パートナープログラム申し込み
- URL:http://www.google.co.jp/help/maps/streetview/partners/